今年のノーベル賞受賞者
吉野さまご夫妻が
全ての行事を終えて
昨日成田空港に戻られ
記者会見が行われている
様子をニュースで
拝見致しました

その時の感想の中に
現地の子供達との
触れ合いにおいて

今、子供達の環境問題に
対する意識が高くて
むしろ危機感を持っていると
おっしゃっておりました

環境活動家のグレタさん初め
確かに最近は子供達が
自分達の将来や自然を意識し
地球環境問題への
思いの強さを感じる事が
増えてまいりました

仏教の「百喩教」のなかに
「森を救うオウム」という
寓話があるのですが

ある森で火事が起きて
一羽の小さなオウムが
口ばしで何度も水を運び
火を消そうとしたお話

それを見た帝釈天がオウムに
あなたの力ではこの森の
大きな火事は消せない…と

するとオウムは森の一員として
どうしても森を救いたいから
小さくても力を尽くしますと

帝釈天はオウムの大きな
慈悲と願力に感動し
神力で一瞬に消火したのです

私たちに一番大切なのは
子供達だけでなく
私たち大人もみんなが
自分にその心があるか
どうかということですね

今、この世界地球は
志を持つ人を必要と
しているということ…

そう考えてみても
二十一世紀は私たち
一人一人の心身を
浄化させる美しい時でもあります