私の父が暮らす施設
“お元気村青空”は前に
穏やかな内海を見渡し

その反対側である山側には
観光名勝“オリーブ園”が
控えていて建物の廻りも
沢山のオリーブの樹木が
植えられている大変恵まれた
立地条件にございます

私はこの島に生まれながら
父の入居をきっかけに
学んだ事がございます

施設の大きな窓から
オリーブ公園を見上げると
真正面に白い十字架が
建っているのです


ロケーションも抜群に
良いところです

今から433年前に小豆島の
領主であった小西行長が
時のローマ教皇であった
ヨハネ・パウロ二世を
キリスト教の伝道の為に
請願して招いたそうなのです


短期間に1400名が洗礼を受け
大樹の十字架の下で
祈っていたそうなのです

その初めて伝えられた場所に
平和のシンボルである
十字架塔が建立されていたのです

従いまして聖書植物園として
オリーブ公園がある経緯と
時のローマ教皇が
上陸されていたこと…

また調べてみればこの島は
平安時代から島内各所に
山岳崇拝の霊地があり
山岳修行が盛んだったのです

弘法大師空海上人も訪れており
江戸時代には島八十八ヶ所の
霊場も創設されています

改めて小豆島に生まれた意味を
考えさせられる事となり
どこからともなく湧きあがる
感謝の気持ちに包まれました