今日は8月15日終戦の日
太平洋戦争終結から74年が経ちました

私の師であった藤木先生は
学徒動員により沖縄へと赴き
陸上特攻から海上特攻へと
3回も失敗し生還してしまい
一人生き残ってしまったそうです

悲しいものですね…それでも
最後は名誉の戦死をするようにと
米海兵隊の幕舎に少年隊を連れて
切り込みに行く隊長を命ぜられ
先生はそこで若い米兵に足を撃たれ
歩けなくなり野戦病院へと…

そのわずかな時間の流れの中にも
生死を分かち考える場面がいくつもあり
最後はひめゆり部隊の女の子の誘導で
歩けなくなった先生たちは地を這い
川に転げおち水に流されて摩文仁へと
やっとの思いで辿り着いたのに

最後には戦車に取り囲まれ
もう駄目だ!と観念した時

先生は凄いです!みんなに声をかけて
「南無妙法蓮華経」を唱えたそうです
しかしその次の瞬間女生徒たちは
戦車に向かって走り出し手を広げて
軍服を脱ぎ私たちは女の子だと見せた…

米兵は女生徒たちの勇気と行動に感動し
全戦車から食べ物やタバコなどを投げて
プレゼントしそのまま帰って行ったそうです

参戦し、神も仏もあるものかと思った先生が
その時初めてひめゆりの女の子たちの中に
女神を見た!神様を見た!瞬間だったのです

相元先生が観相学を通して人々を幸運に導き
世の中に貢献しようと思った原点はここにあります

誰よりも人を愛し世界の平和を願っておりました 
合掌


嘉祥流観相学会(かしょうりゅうかんそうがくかい)
https://www.kashoryu.or.jp/