「遠回りにも意味があった」とは
先月号の婦人公論をパラパラと
めくっていた時のこと…

あるページの写真に目が留まり
当時の面影があって歌手○○と
書かれている名前が違っている?

でも昔の楽曲と名前も出ている
作詞作曲歌手全て“久保田早紀さん”

彼女は私とは2つ違いの先輩
短大卒ではありましたが
同じ大学出身ということや
オリエンタルムードに溢れた
「異邦人」は140万枚の大ヒット
今なおあの壮大なイントロが
強い記憶として残っていたのです

そう言えばある日突然消えたかも?
あれから約40年の時が経ち
還暦の節目に自叙伝を出されたそう
自分の人生は支離滅裂だと…

バラバラだったパズルのピースを
時系列に並べてみたところ
ちゃんと繋がっていた…
遠回りしたと思ったことにも
意味があったことに気づき
運命とは不思議ですね…と続く

その次のフレーズです
どこにたどり着くかわからない
でも舵をとっているのは
他でもない自分なのです…とあり

何日か前にも触れた内容ですが
自分の人生を振り返ってみても
無駄な経験はひとつもないですし
錯覚しがちな運命の舵取りは
全て自分にあることに気づく時

「還暦」とは
意味のある人生の大きな節目なのですね