樹が集まって希なる林になるを
芸名とした樹木希林さん
コンビニに入った私の目に
飛び込んできたのは
神々しく微笑む生前のお顔
「樹木希林さんからの手紙」
という本の表紙でした


希林さんがこの世を去ったのは
昨年の秋だったでしょうか
とても印象に残っている事があります

樹木さんは61歳の時に
乳がんになり失明したそうで
62歳で死ぬことが出来る覚悟を…

形を見ていく人間ではなく
その裏側にあるものを見ていく
人間として一番大切な
今私たちが忘れかけている
感性を磨き知恵を磨くこと
いつの間にか消えているのが理想だと

次の世への準備をしていたのでしょうか
それがこの本にまとめられた
手紙を通じて一般の方々に
感動のエールを届けていたのです

時を経ても変わらない
力強いメッセージを送り続け
人々への温かいまなざしや励まし
そして生きることの意味を
そこに貫かれていたのは
人間賛歌だったという事にも感動です

相元先生の哲学もそうでしたが
人の死は無になることではなく
心魂を沢山の人の心に
引き継いでいった人ほど幸せな人だと…

心に響く言葉は素晴らしいです 感謝