「昔し戦(いくさ)がありまして
沖縄が戦場となりました…
島の山野に咲く花は白い心の姫百合の花
海に舞う鳥白い鳥悲しい声でなにうたう」
と始まる
この歌詞は藤木先生が作詞した
「嗚呼沖縄」という鎮魂歌
カラオケにも入っております


昨夜馴染みの炉端焼きのお店に
お邪魔したところ
窓ぎわの団体グループのそばに
沖縄の三線があり今にも唄う?

その中心にいるのは
まさに「おじい」でした

昨日6月23日は沖縄の終戦記念日
東京在住の沖縄を思う方々が
集まられた鎮魂の宴

店主にお伺いすると
今夜は特別に1~2曲歌ってもいいよと
許可をされたというのです

私は思いもかけず
沖縄民謡や島唄などを
ご披露していただき
先生の戦争体験話が蘇りました

こんな偶然というか
不思議な巡り会わせがあるのです

先生が残された「嗚呼沖縄」の歌詞は
沖縄での実体験が込められています
沖縄戦を生き抜いてこられた
その計り知れない犠牲と奇跡の連続を
忘れずに次世代へと渡していくこと
そこには感謝と深い祈りが込められていて
次の平和へと繋がっていくのです 合掌