あと1週間で5月も終わり
5月31日は師のご命日
あの日からまる5年
桜が咲く頃になると
私たちはお花見気分で
ウキウキするのですが
相元先生は違っていて
桜が咲くと気持ちが重くなると
よくおっしゃっておりました
確かに4月から5月にかけて
体調を崩されることも多く
先生のお世話になっていた
東京逓信病院は
飯田橋駅から土手に沿っての
桜並木が続く場所にあったので
お花見を楽しむ光景を
何度も見たものでした
そんな5年を迎える今でも
事務所に訪ねて来られる方は
玄関に飾っている
先生が笑みを浮かべた
大きなお写真や肖像画から
「いいお顔していますよね
生前にお会いしたかった」と
先生の思い出話をしたり
先生の生き様を知り感動し
言葉に出して帰っていかれます
生前「私を訪ねて来られる人は
様々な理由で悩み苦しんでいる人や
いい人ばかりではないんだよ
でも帰る時には必ず
どんな理由があっても
笑顔で帰るお姿を見送るんだ」と…
相元先生の笑顔は今なお
時代をこえて多くの人の心に幸せを届けてくれています 合掌