達磨大師は今から1600年前
仏教伝来の為に中国へと

仏教の教えを広めようと
100歳近くになって
命がけで行ったというのに
戦乱真っただ中で困り
考えに考え抜いたのが
「面壁九年」
達磨が中国少林寺にて
無言のまま九年間も
壁に向かって座禅し
悟りを開いたという故事から

一つの事に忍耐強く
専念してやり遂げることの
例えから出した答えが「禅」

人の顔から運勢を観る方法
「人相のもとは頭にあり」と
これが観相術の出発点となりました

なぜこんな事を今
思い起こしたかと言うと

新天皇即位に伴い行われる
宮中祭祀「大嘗祭」に
お供えする初穂を決める
「斎田点定の儀」
神にお供えするお米を
東西から1か所ずつ選ぶ方法が
1300年前から続く占い
「亀卜(きぼく)」だと知り
その昔は占いの意味が
そういう事であった事を知り

観相学も占いと混同されておりましたが
相元先生のお力により
総合科学としての学問となった事に
また不思議な感動を覚えました