皆様、お待たせいたしました、「第31回中国地区合同手話研修会」のフォトリポート、第2弾をお届けしますね。今回は岡山県だけでなく、中国地方各県からたくさんの手話仲間が集まってきました。・・・あ、ねこりんが「手話仲間」って言うときは、手話に関わっている方々全員ですよ~!聞こえない方々はもちろん、通訳者も学習者も、コーダの方も、ちょこっと手話出来る方、みんなみんな仲間ですよね。
で、各分科会で学んで爽やかな気分のまま、交流会へGO!だったんですよ。
岡山市にある、Dining Bar QUEEN&TRON(クイーン アンド トロン)に、集まりました。
司会進行は、岡通研が誇る「手話朗読班」です。じゃじゃーん!
オレンジのユニフォームがまぶしいですね。晴れの国の交流会にぴったりです。
手話朗読班員が、心をこめて、お店の下見、クイズ、ゲームを考え、進行をさせていただきました。
和気あいあいと歓談中です。 クイズかビンゴで何か当たったのかな?おめでとう~♡
最後は、皆で手話歌「しゅわしゅわデフリンピック」を歌いました。おー!盛り上がっていますねえ。
さて、集会二日目、7月21日日曜日は、とっても素晴らしい方に講演をしていただきました。
手話エンターテイナーの那須映理(なす えり)さんです。
勿論、大人気で朝早くから整理券を求める方々の行列ができました。
演題は「ろう者が対等に生きられる社会とは、国際交流と国際手話、テレビドラマに出演して」でした。
写真アップOKだそうで、1枚だけねこりん撮影のものをアップしますね。
エンターテイナーというだけあって、可愛らしいだけでなく、人を引き付けるキラキラとしたオーラを感じました。
ディズニー・オン・アイスに出演されたお話に始まって、ベトナムやデンマークで働いたり、勉強されたこと、そのとき、出会ったろう者同士でも、文化の違いに戸惑ったこと・・・例えば日本には「ハグ」の文化がなく、ハグをしなくて、冷たい人と思われたことがあったとか・・・
国際手話では、簡潔に伝えることに焦点が当てられていること、ろう者に対する考え方が国に寄って違い、その国の文化や宗教観に基づいていることなど、本当に色々なことを話してくださいました。
ドラマでは、聴者の書いた台本にある書き言葉と話し言葉の違い、それを表すのにふさわしい手話表現について、ろう者として勉強する必要を感じられたそうです。
明るく、前向きで、何にでも挑戦するパワーにあふれた方でした。手話への理解、ろう者への理解がもっと社会に広がることで、彼女のように活躍する方が増えるといいなと思いました。
楽しかった集会も、そろそろ終幕です。全体会では、各分科会で学んだ内容が発表されました。
前回のブログは、この全体会で発表されたことを要約して掲載したんですよ。
閉会式のあとは、引継ぎ式です。
来年は、広島県で開催されます。手話の仲間が岡山で集えた喜び、連帯感を来年は広島で感じたいですね。広島支部様、どうぞよろしくお願いいたします。
名残惜しい気持ちで、集会が終わり、皆様が帰路につかれた頃、運営委員たちで、ほんの少し集まりました。集会を無事にやりとげた達成感が心地よかったです。運営委員長、集会部長、聴障協会長の挨拶がありました。お3方ともとても輝いていました。勿論、他の委員の方々も、全員ね。ねこりんはうるうるきましたよ~😿
今回特に感じたのは、手話は不滅!もっと広がると、ろう者にも聴者にも色々な可能性の広がる社会になるということです。那須さんもおっしゃっていましたが、ろう者が色々な分野に進出すると、それに伴って手話通訳者の需要も増えるのです。だれもがやりたいことを諦めなくてもいい世界、いつかそういう世界はくるとねこりんは信じています。
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【こぼればなし】
①前回のクイズの答えです。ねこりんが参加したのは「第2分科会 健康」でした。
コメントや、その他で答えを寄せてくださった方々、ありがとうございました。
ねこりんは実は健康普及員の端くれなんですよ~♪
②交流会で配られたのは「古墳クッキー」、なんで岡山で古墳?と思った、アナタ!
実は岡山県には全国第4位の大きさを持つ「造山古墳(つくりやまこふん)」が存在するのです。
古代史的には「吉備王国」の研究が盛んで、全国で古墳の数が5番目に多いのが岡山県です。
古墳クッキーを作っている、シャルマンさんの画像をお借りしました。
ねこりんは古代吉備の話をすると長くなるから、この辺にしておきますね。
それでは、皆様の手話ライフが充実して幸せなものでありますように、いつもお祈りしている、ねこりんでした。集会が楽しいなと感じた皆様、近くのお仲間さんを全通研に誘ってくれると嬉しいな💛