20代前半の時、お酒の話題で必ず出るのが、

 

『俺(私)こないだ〇〇杯飲んだナリよ、ビン〇〇本空けたナリよ、殺助ナリよ~』
 

 

という飲酒量の武勇伝。
 

 

んな事言われても、


「そーなんだ、やっぱキテレツ斎様はスゴいや」


と言うしかなく、わりと会話を広げにくい話題で、僕はあんまり興味ありません。
 

 

実際そういう話って3割増しくらいでオーバーザレインボー(話を大げさに盛ってる今考えた造語)だと思います。

 


この少し前にハイパートドドリアさんが

 

『こないだホストクラブ↑で、ビールを瓶で50本強空けたから!』


と自慢気に言ってきました。

 

 

ツッコミどころ満載ですが、とりあえず麦酒の神様と発泡酒で我慢している全国のお父さんに謝って頂きたい。
 

 

そして本題のウォッカのお話ですが、大学時代に先輩のアパートの廊下で先輩達15人くらいと宅飲みしたことがありました。


ビールを勧めてくる先輩、しかし岡田は、


「あ、ビールよりウォッカが好きなんです、僕の体はロシアのクォータか何かなんです、えへへ」


その日はさっさと帰りたかったので、お酒は断ろうとしました。
 

 

しかし先輩は

 

『じゃあコレは岡田くんの物やね! ジャジャジャジャーン!』


そう言って先輩はドラ〇もんの様にウォッカを出してきました。


『先輩命令や! これ全部飲むまで帰さん!』

 

(殺す気(け)か!)


ウォッカとは、のび太くんを急性アルコール中毒で倒れさせる為の15世紀から来たアイテムです。


結局、40度のウォッカのビンを1人で空けさせられました。オーバーザレイボーじゃないよ、本当だよ。
 

 

途中から割りもののグレープフルーツジュースが無くなった為に、先輩が出すグレープフルーツジュースで割らされそうになり、急いでラッパ飲みしました。
 

 

『飲め飲めー!』


元気良くコールする先輩方に囲まれ、ビンをラッパする岡田。


(偉くなってやる! 偉くなってお前らから酒税を徴収してやる!)

 

と固く心に誓いました。
 

 

記憶もハッキリしてるし、先輩にタメ口を使うくらいの変な行動しかしませんでしたが、例えるなら仮に僕がピークで不機嫌な沢尻エリカでも、


『お願いだよ! ただしたいからじゃないんだ! 君としたいんだ!』

 

と頼まれたら体を許してしまうハラハラドキドキ、おっととまで紙一重くらいのレベルで酔いました。要するに相当酔いました。


朝方帰ったのですが、ド田舎だったので、先輩宅から自宅まで徒歩で谷二つ越えるんです。
 

 

よく無傷で帰れたと思います。


家帰って寝ている彼女にそっとキスをしてドラクエして寝ました。


4レベルも上げたデータなのに教会行ってなかった事に朝気付きました。

 

 

追記:大学生の歓迎コンパなどで、急性アルコール中毒になる若い子がいますが、本ブログはそういった事象を勧めるものではありません。お酒を無理にすすめることも、無理して飲むこともありません。みんなで楽しい時間を過ごせるよう工夫することがキャンパスライフの第一歩だと思います。

 

 

おしまい