「負の秘宝」

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「──負の秘宝の正体は“沈殿物”だ。

 

幸福や善意や安穏、理性に歓喜、心地よい旋律、そして信じる心や勇気。

 

それらの真逆の事象が心に生まれたとき、それぞれのきっかけで消えたように思えても、実際は行き場を求め、月の向こうの宙で球体状に集合していた。

 

そのもっとも中心にある凝縮した沈殿物。

 

それが負の秘宝の正体だ。」

 

(潮出版社「魔女と魔王」365ページ、生命の執念の章より)

 

 

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ある時は、人に幸運をもたらす虫。

 

ある時は、魂を留めるお屋敷。

 

ある時は、サイコパスを閉じ込める監獄街。

 

またある時は、地球上のゴミを結集した星。

 

あらゆる姿で、人の願いを叶え、そして不幸にする存在、それが負の秘宝です。

 

その存在の詳しい説明は「魔女と魔王」にて掲載されていますが、岡田伸一の作品に共通して登場する「負の秘宝」は、ほとんどの物語の「必然」であり「諸悪の根源」を具現化したものです。

 

それぞれの物語で、ある時は友情によって絶滅し、ある時は自己犠牲によって封印され、ある時は愛によって破壊されてきました。

 

今までも、そしてこれからも、人の善性と、負の秘宝の攻防をあらゆるテーマで描いていく予定です。

 

そして負の秘宝の、「真実の正体」が、皆様に楽しんでもらえれば幸いです。

 

2019年にも負の秘宝にまつわる物語を用意しています。

 

新たな欲望に立ち向かう人物達を、どうか見守りください。

 

(負の秘宝のお話 おわり)

 

 

作品のご紹介。

 

【「二度読む」というご意見が多い作品】

 

 

4400レビュー、★4.9評価「少年と老婆」の続編

 

(魔女と魔王)

 

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