新作「兇器博物館」のリリースになります。

 

本作はIOSアプリ(iPhone)、Google Play(Android)で視聴できる、インタラクティブストーリーアプリ「#storyme」です。

 

簡単に言うと、選択式の小説になります。「ドラクエ」のトルネコのゲームブック、「街」や「かまいたちの夜」で有名なサウンドノベルなどを想像して頂けると近いと思います。

 

■インタラクティブストーリーとは

 

海外ドラマの廉価版としての立ち位置から、北米を中心に人気のコンテンツで、Netflixもこの形式を採用したコンテンツがあります。

 

中国企業の参入で話題を集め始めており、月間売り上げが4億円を超えるコンテンツも存在します。

 

(今調べてビックリしました。)

 

【参考記事】

【中国ゲーム市場動向】大注目のインタラクティブストーリーゲーム!テンセント、NetEaseも参入!

 

 

■東京兇器博物館が出来るまで

 

というインタラクティブストーリーです。

 

「北米のティーンに人気」「200億円の市場(当時。現在さらに上がってるそうです)」など概要をお聞きしました。

 

このように企画を頂いた時に、真っ先に思ったのは、

 

「僕ならダウンロードしないなあ」

 

でした。

 

理由は、日本人として「サウンドノベル」や「恋愛アドベンチャーゲーム」に慣れ親しんでいるので、「大体あんな感じでしょ?」という、どこか高を括ったような既視感があるからでした。

 

しかし私はこのお仕事をお引き受けしました。

 

窓口のSさんや編集のAさん、イラスト監修のJさんなど、その後、情熱のある素晴らしいスタッフとの出逢いがあり本当に賢明な選択でしたが、一番の理由は、

 

「みんなの仕事を増やすことが出来る」

 

でした。

 

みんなとは、作家、物書き、小説のクリエイター、ライターさんをはじめ、文筆業を生業とする「皆様のお仕事の種類を国内で1つ増やすことが出来る」のことです。

 

企画が成功すれば、みんなの仕事が増えると考えたのです。さらにはイラスト関係のお仕事も増えます。

 

収入が安定しない文筆業において、新しいジャンルが増えることは絶対に大事だと考えました。

 

その道を国内で切り開くことを、初めの目標としたのです。

 

■ご協力のお願い

 

これは全ての書き手の方にお伝えします。

 

応援することによって、業界の新しい可能性が生まれます。それを念頭に、このアプリを体験してみてください。

 

厳しい目で結構です。「自分ならもっと面白い作品を書ける!」という気持ちでどうかお願いします。

 

インタラクティブストーリーの日本での成功が、文筆業における若いみんなのプラスに必ずなる、「業界の興隆になる」と確信して、私は1年以上この企画に専念して参りました。

 

何卒、熱い応援を、よろしくお願い申し上げます。

 

なんと、このブログは続きます。

 

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【兇器博物館あらすじ】

 

「私」は、のっぺら病を治すため凶器の博物館を訪れ美しいキュレーターから八の兇器の物語を聞く。

 

第1章は1990年の北海道。

 

環境のせいにして売れない絵描きと愛人、そして「嘘を吐くと永遠に生きられるダモクレスの小部屋」という兇器の物語。

【storymeで兇器博物館を視聴】