数々のドドリアさんを見てきましたが、未だにどんなドドリアさんも足元にも及ばない、ぶっちぎりで最強のドドリアさんがいました。
ドドリアさんが分からない人は下記「ブスノート」のお話を読むか、ドラゴンボールを読むか、この記事は読まないで下さい。
10代の頃付き合っていた彼女の友達にアユミという女の子がいました。
名前のイメージはDearestですが、実物はToraumaです。
「ところで、いつその中華街のお面脱ぐの?」というルックスですが、何よりもセンスがひどい。
10代にも関わらず使徒すら「もうムリだ」と侵入を諦めるような厚塗りの化粧に、「それ木炭?」と言いたくなるほど精一杯塗りたくられたマスカラ。
スーパードドリアさんと謳っていますが、実際は機関車トーマスの友達のゴードンに似てます。
もはや歩くYouTubeです。
当時はウエストゲートパークなどの影響で、第二次ストリート系ファッションブームだったのですが、彼女は真っ赤なパーカーと変なスエットを着て、
「見て見て、Bガール、Bガール!」
と言ってました。
そのクォリティでBガールなら、伊集院光はBボーイだよ。
そんなスーパードドリアさんアユミ。
まず僕の友達のTJに惚れました。
僕達と遊ぶ時に連れてきた別の女友達に、
「TJは、あたしのだから取らないでね」
と、言ったそうです。
所有物扱いされ、ぶち切れるTJ。
散々人間未満の扱いをされ、諦めたと思いきや 今度はタイキくんという小池徹平似の友達に惚れました。
この時既に僕達内輪の間でアユミはスーパードドリアさんに認定され、やむを得ず会う際は、「船が来たぞー!」という黒船来航のテンションで警戒される存在でした。
しかしタイキくんは、さすが東北地方出身。
冬場だったのもあってか、性欲にまかせてでアユミとニャンニャンしました。
僕のベッドで。
俺の目の前で。
ベッドでなんとなくアユミの胸を揉む小池徹平。
「タ、タイキくん、どうしたの!?」
1ミリも移動しないで嬉しそうなゴードン。
タバコを吸いながらぽかんと見てる岡田。
しばらく見てましたが、僕はとりあえず部屋を出ました。
部屋に戻ってみるとアユミは帰り、タイキくんはすっきりした顔でタバコを吸ってました。
「つうかヤったの!?」
「ヤっては、いない」
ホッとしました。どうやらタイキくんは自分のタバコを吸わせただけのようです。
ニコチンならぬイッコチンです。
「で、あいつのおっぱいどうだった?」
僕の下らない質問に対し、タイキくんは遠い目で言いました。
「プラスチックみてぇ」
『アハハハハ八八八八!』
そんなみんなから愛されたアユミでしたが、ある日突然行方不明に。
友人達と捜し回りましたが、2日間見つかりませんでした。
するとようやく、3日後に街で歩いている所を発見。
みんなが心配してる中、普通に買い物してました。
事情を聞いてみると、ウザイという理由のみで地元の輩数人に車で拉致られて、山だか海だかに置き去りにされてたそうです。
1ページで終わらせようと思ったら、書き切れないので続きます。
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