31歳のある日、喉が痒かったり微熱があったりと調子が悪く、



はじめは風邪かと思いましたが段々と


「花粉症デビューなのでは?」


という恐れが出てきました。



びくびくしながら病院に行ったら医師にあっさりと



「インフルエンザB型です」



と言われました。青冷めました。



お薬を飲んで安静にしていれば長引きはしないそうです。



病は気からとはその通りで、


その日の晩から眼球や関節に強い痛みを感じるようになり、


尋常じゃない量の鼻水が出るようになりました。


安静にしていますが、退屈過ぎて仕事をしようと思い、


書籍の作業のために文章と睨み合おうにも、


数秒間まともに目が開けられない状態で仕事になりません。



こうして僕は、断片的なドロップの色を手がかりにパズドラをすることにしました。



本題はインフルエンザ宣告を受けた、次の日の出来事で、子分のギャビーのお話です。



僕と妻は家に帰っておいしいぶどうジュースを飲んでいました。



賞味期限が近づいていた高級な100%ジュースだったので、



妻が家庭内犬博士である僕に了承を取り、



ギャビー(愛犬)に30ccほど、ほんの少しだけ飲ませました。


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当時5カ月くらいのギャビー


喜んでペロペロしていたのですが、やがてギャビーが何度か咳をしました。



頭がボーとしていた僕でしたが「いや、待てよ」



直後にネットで犬とブドウについて調べました。



Damn it !!


やっちまいました。



読んだ覚えがあったのですが、


ブドウは犬にとって猛毒だったのです。


つづく