前回の記事の続きを書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

9/15(日)

決勝トーナメントは山陽新聞社の11階の小会議室で行われました。普段の一般大会は9階の大会議室で行われていたのでいつもとは違う空間に緊張感を覚えつつ大会に臨みました。参加者は24人でその中の8人がシードになるので祈りながらクジ引きを引きましたが結果はシード獲得ならず。1回戦から戦うことになりました。

 

1回戦目

Oさん。戦型は相手の先手中飛車に対し自分の後手一直線穴熊となりました。

 

上図においては早めに右銀を引きつけているのが工夫で65銀に対し64歩で銀を追い返すことができます。しかし、本譜は64歩に対し同銀としてくれたので62飛で64の銀取りと67の飛車成りが受からずこちら有利になりました。以下少しもたつきましたが無事に勝ち切ることが出来ました。

 

2回戦目

Kさん。各方面で県代表を争う言わずと知れた強豪で、高校生の時一度だけ対局したことがありました。その時は大駒を全て取られて木っ端微塵に破壊されたのであのときよりは成長したぞ!という思いを胸に対局に臨みました。

 

 

戦型は大好きなミレニアムに対して相手の四間飛車穴熊でした。上図において53金から64金と抑え込みにくるのが最近出てきた対策で相手も自信満々の手つきで指してきました。

 

 

以下何手か進んで上図のようになりました。こちらが端を絡めて攻めたものの打った駒が遊び自陣に火がつきかなりヤバい感じです。ここで相手の方はMonsterの500ml缶を用意し、魔剤装填をしてきたので自分は用意しておいた爽健美茶、生茶、綾鷹で対抗しました。この盤外戦術を経て以下のようになりました。

 

 

もう相手はMonsterを飲み切ったが、こちらは綾鷹を半分残したところで74桂と打ちました。ここで相手の手は76歩でしたが、これが悪手で相手は即詰みで自分の勝ち!!!となるはずでしたが桂成り以下王手ラッシュしたものの具体的な詰み筋が発見できず負けにしてしまいました。嗚呼終盤力がほしい!(ちなみに約25手詰みです。自信のある方はどうぞ)

 

これによって自分はベスト16で終わりました。一瞬勝てるチャンスが訪れたのにそれをつかめなかったのは悔しいですが自己最高記録が更新できたのはよかったです。Kさんはそのまま決勝まで勝ち進みましたがHN先輩に敗れていたのでやっぱHN先輩は強いなと思いました笑

 

あと1か月で秋中四なので部員全員で意識を高め、とりあえずA級復帰を目標に頑張りたいと思います。私事ではありましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

リバー@三種のTEA作戦で勝つ!