どうも初めまして、部長の利根川です。

こうした形で文章を書くのは初めてになりますが、どうかお付き合いください。遅くなりましたが学生将棋選手権大会の振り返りをしたいと思います。3月20日~3月22日にかけて学生将棋選手権大会が大阪商業大学にて開かれました。岡山大学からは団体戦3チーム、個人戦7名が参加しました。

 

まずは団体戦の結果です。

岡大A 3-2(44位/90位)

岡大B 2-3 53位

岡大C 0-5 90位

今回はなかなかメンバーが集まらなかったのと各大学のレベルが上がっていることもあり、昨年に比べると順位は落ちてしまいました。しかしながら、5局中3勝以上しているメンバーが多かったのでそれなりに健闘出来たのではないかなと思うと同時に、部員の棋力向上が垣間見える結果となりました。ちなみに岡大Cはキリ番賞をとることができました!(笑)自分は岡大Aとして参加したのですが、3局目の明治大学戦の時に自分よりも格上の方に対して勝勢になって(これは勝ったな)と思っていたら王手ラッシュを逃げ間違えて逆転されたのはいつものこととはいえ自分の反省点となりました。勝負において油断は禁物です!(お前が言うな!)

自分は2-3と負け越しだったので何とも言えない成績でした。ちなみにこの日の夜は例年通り鶴橋で焼肉を食べ、次の日への英気をみんなで養いました。

 

次は個人戦です。

今回は7名が参加し、羽仁先輩と自分が決勝トーナメントへ進出しました。羽仁先輩の予選ブロックは全員全国経験者という鬼のブロックでしたが無事に通過されたのは流石としか言いようがないです。ここからは個人的な振り返りをしたいと思います。

予選1局目は対局相手が何故か来なかったので不戦勝となりました。

予選2局目は名城大学のレギュラーの方で、戦型は一直線穴熊対ゴキ中穴熊になりました。相手の方が全国大会常連と聞いて最初はビビッていましたが、結果はまさかの勝ちで自分でも驚きました。団体戦での反省が生きたのかもしれません。(笑)

2連勝で予選を通過して決勝トーナメント1回戦目は小学生の男の子でした。戦型は居飛車穴熊対ノーマル三間飛車の形になりましたが、小学生らしからぬ正確な指し回しで序中盤は劣勢となりました。しかし終盤で相手の見落としがあり何とか勝ちを拾うことができました。2回戦目は鳥取の強豪中学生でした。角換わりの最新型で挑んだのですが、全て研究範囲だったようでノータイムで指されあっという間に負けになってしまいました。彼はそのまま優勝されたので強い人に教えてもらえたと非常に良い経験となりました。これを受けてベスト64という結果に終わりましたが全国規模の大会としては最高記録になったので個人的には満足いく結果となりました。

 

総括

今回は、勝ちの局面で気を抜いて逆転されたり、かと思えば自分より格上の人に勝ったりと不安定な将棋が続きました。まあそれが自分の持ち味とも言えるのですが強い先輩方が卒業され自分たちの代がチームの柱になる以上そんなことを言える状況ではなくなりました。安定した将棋が指せるように練習を積み重ねていきたいと思います。また春中四では団体戦でも個人戦でもベストが尽くせるように部員みんなで頑張っていきたいと思います。

 

利根川@優勝したら先輩の初任給で焼肉!