大変長らくお待たせいたしました。2回生のえじまです。5月4日に行われた春中四団体戦の振り返りを行っていこうと思います。
昨年秋のA級メンバーが4人抜けて勝ちを計算できるエース格が3人になってしまったため、本来ならB級で経験を積ませたい若手を学徒動員し4年生5人、3年生2人、2年生4人、1年生2人の計13人というメンバー構成になりました。ただ、初A級が6人と全体的に経験不足が否めず勝ち星を挙げることができるのは6~8人かなと考えていました。
1戦目は島根大学さんと。
江島ー小玉
羽仁ー三島
利根川ー西村
水口ー中原
本池ー柴田
藤井ー中村
入江ー中西
という当たりになりました。
個人的な体感では2,3,5,6,7を取って5-2以上を狙いたいところ。実戦の試合展開もそのように進み残った1,4どちらも勝って7-0と幸先の良いスタートになりました。特にA級初参加の利根川君と入江君が危なげなく勝ってくれたので期待できると感じました。
2戦目は徳島大学さんと。
羽仁ー大谷
利根川ー尾上
水口ー下浦
池原ー武富
本池ー黒木
藤井ー藤川
入江ー篠原
という当たりになりました。
徳島大学さんの1年生の実力を今一つ把握できていませんでしたが、1,3,6を(相手も強敵ですが)とって2,4,5,7は分が悪いものの勝負形にはなっていると感じました。実戦はこちらが全体的に押していたものの羽仁先輩と利根川君の痛い逆転負けがあり3,4,6勝ち1,2,7負けで3-3の混戦に。最後に残った本池先輩が強敵相手に勝利を収めなんとか4-3で勝つことができました。
3戦目は山口大学さんと。
江島ー山田
中村ー宮崎
羽仁ー村上
利根川ー知念
水口ー甲斐
藤井ー松永
西村ー澤岻
という当たりになりました。
全体的に勝負どころが多いもののややこちらが厚い当たりになったと感じましたが、互角またはこちらのほうがやや有利と考えていたところを複数落としてしまったのが痛く、3,7勝ち1,2,4,5,6負けの2-5という結果になりました。
4戦目は愛媛大学さんと。
江島ー高橋
中村ー萩山
羽仁ー西村
利根川ー宮地
山本ー神高
水口ー細川
藤井ー伊藤
という当たりになりました。愛媛大学さんは個人個人のレベルが高く勝つビジョンがなかなか見えませんでしたが、このオーダーで3,7を取り1,6で(苦しいながらも)勝負をかけるのが最善と判断しました。戦況は3,7勝ち2,4,5負けとこちらの予想通りに進みましたが残った1,6どちらも落としてしまい2-5負けという結果になりました。
5戦目は広島大学さんと。
佐藤ー佐野
羽仁ー青木
山本ー上村
水口ー西澤
鈴木ー鍋谷
藤井ー安永(悠)
入江ー金藤
という当たりになりました。広島大学さんの主力が数人いらっしゃらなかったこともあり、3位に入って西日本大会の出場権を得るためにも6-1勝ちを狙いたかったのですが相手の育成オーダーを読み切れず1,2,4,6,7勝ち3,5負けの5-2が濃厚な当たりになりました。特に波乱が起きることもなく5-2で押し切り、ほかの試合の結果で3位に入り西日本大会の出場権を獲得できました。
今回の中四国大会は
優勝 山口大学
2位 愛媛大学
3位 岡山大学
4位 徳島大学
5位 広島大学
6位 島根大学(B1に降級)
B1 1位 松山大学(Aに昇級)
という結果になりました。優勝された山口大学さんおめでとうございます。富士通杯での活躍を応援しています。
今回の3位という結果をどう受け止めるかは人それぞれだと思いますが僕は割と肯定的に受け止めています。戦前は白星を6~8人くらいかなと思っていましたが予想を上回る10人が勝利ということでチーム全体の力が確実にレベルアップしていることを感じました。特に一番大きかったのは忙しくて部室であまり会うことのできない上回生の力が落ちていないということで秋に向けてのプラス要素になりました。また、残念ながら勝ち星を挙げることができなかった中村君、山本君、鈴木君に関しても粘り強い指しまわしをしていて、今後に期待できると感じました。ただ、残念ながら羽仁先輩、藤井先輩、水口先輩(順不同、悪しからず)に続く絶対的な4番手及び上が崩れた時のスーパーサブの不在ということもまた事実です。現在の部室は活気があって大変結構なのですができればアマの大会など緊張感のある対局をもう少し重ねていって強さを追い求めていって欲しいなとも思います。秋は優勝しないと上位大会に進めません。厳しい戦いが予想されますが優勝目指して頑張りたいと思います。
最後になりましたが応援に来てくださったり運営を手伝っていただいたりしたOBの皆様、迅速な運営に協力していただいた他大学の皆様、本当にありがとうございました。
えじま@遅くなりました...