どうも、笠見です。四間飛車100式の続きを書きます。
前回も申し上げた通り、個人的な偏見が含まれておりますのでご注意ください。

以下の棋譜は後手番で四間飛車をした場合のものとする。
対急戦編(序中盤)
8式 25歩には33角

基本中の基本、絶対手。飛車先は角で受ける。


9式 45歩は四間飛車の最強の武器

角と飛車が一瞬で働き出す45歩。故に使いどころは見極めなければならない。


10式 仕掛けられた筋に飛車を回れ

相手の攻撃の駒が前進してくるので2筋以外基本的に歩を取らないほうがよい。
飛車を回ってカウンターを狙う。


11式 相手の銀を五段目に出させるな

10式の理由の一つ。対急戦では相手の銀を五段目に出させた場合、押さえ込まれて不利になる場合が多い。


12式 12に香を上がれ

相手に仕掛けられる前の手待ちの中でおそらく最も有効。何気ない一手だが、意外と中盤で効いてくる。


13式 64の歩を突け

手待ちの中で次に有効。3式で述べたように64歩を突いた美濃囲いは堅い。


14式 大駒をさばけ

仕掛けられた後は大駒がさばけるように相手の攻めを受け流す。
基本的には相手の大駒と交換になればOK


15式 銀は引いて使え

飛車の利きを銀が邪魔している時には銀を引いて飛車の利きを通したほうがよい。
対急戦の場合、銀は攻め駒ではなく守り駒であることのほうが多い。


16式 1筋の歩の交換は応じるべし

端歩の交換はある意味自陣の隙を消す手。突いておいて損はない。




対急戦の序中盤に共通する手筋、心構えはこんな感じ。
次回は対天守閣美濃、米長玉に対する手筋を書きます。


笠見@これ卒業までに完成できたらいいな