はじめに
どうも!岡山大学将棋部の藤原です。
今回は2022年秋の中四国大会の団体戦のレポートを担当することになりました。分量は多いですが気楽に読んでいただければと思います。
最初に補足を。
・人名など間違いありましたらコメントで教えてください
・全ての対局において、岡大の部員が先手の視点で符号を書くものとします
・詰将棋ばかり作っているので指将棋に関する基礎的知識に不安があります
本編
11時1分、「「「お願いします」」」と一斉に対局スタート。観戦してるだけなのになんかゾクっとする感覚がある。
岡山大学Aは1戦目、香川大学との激突。初戦は絶対に落としたくないということで、いきなりベストメンバーで臨む。対局を幾つかピックアップしてみよう。
日野(4)ー中川は相居飛車。日野さんの駒がちょっと凝り固まった形で、相手は自由度が高いという苦しい序盤戦。中盤は大駒が中央で睨みを利かせるアクロバティックな展開になり、相手が1つでもミスを犯せば逆転可能という状況になった。こういう苦しい場面では評価値の高い手を指すことよりも、相手がミスしそうな局面に誘導するのが肝要だと思う。しかし最後に間違ったのは日野さんの方。押し切られて負け。
畠山(1)ー今井
我ら岡大将棋部が誇るエース畠山君。彼は全然部室に来てくれないので、彼と会うのは5ヶ月ぶり2回目である。開始前に自作の詰将棋を解かせたので、その効果で脳が活性化していれば良いのだが。さて肝心の対局はよく分からない序盤戦で(テキトーかよ)、中盤戦は互いに玉が3段目まで出るという戦い。このまま前進して双方入玉もあるのではないかという感じだ。相居飛車だったはずが互いに相手の飛がいる方から押し込んでいき、いかにも長期戦の展開である。不穏な中盤戦でも、畠山君は全く焦らない。後輩なのだがその貫禄には感心することしきり。また、指し方からも強者ぶりが感じられる。効果音で表すなら「ぬわっ」という感じの手つきなのだ(伝われ)。本人に確認してみると、「プラスチックの盤駒だとやり辛いから」とのことらしい。そんな理由かよ!対局は終盤で着実にリードを稼いで勝ち。偉い。
越智(1)ー櫻木
我ら岡大将棋部が誇るお調子者越智君、「畠山君より強い」を自称しているが、今大会でその実力を証明できるのか!?
さて本局、相手の四間飛車と自分の居飛車という、所謂対抗形となる。これは越智君が得意とする形だ。着実にリードを築き、隣の中島君の将棋を眺めるという余裕っぷりである。中盤戦は、時間を存分に使って最も有利になる筋を探している感じ。終盤には自信があるので、中盤までにリードを築けば問題無しという判断か。終盤の入り口で秒読みに突入。相手は高美濃囲いが健在なだけに、薄い舟囲いの越智君は有利と言っても気が抜けない局面だ。ついに、相手からの最後の攻撃が降りかかる。ここで受け間違えなければあとはパーティータイムだが・・・。この日の越智君は対応しなくても良い攻めとしっかり受けるべき攻めの見極めが正確で、問題無く勝ち切った。
芦田(4)ー近藤も角換わり。芦田さんは早繰り銀がちょっと頓挫したような格好。相手に45と65の位を取られておりちょっとしんどそうな序盤戦に見えたが、後で芦田さんに聞いたところによれば「今朝研究してあれは互角らしい」。いや、今朝って。なんたる即席研究。最後は、長いブランクを感じさせない会心の白星。先輩、流石です。
【結果】
香川大学に4勝3敗で辛勝。控室では、危なかったぁの声が漏れる。
さあ2戦目は対愛媛大学。私は対局に出ていたので自分のことを書く。藤原(3)ー中野だ。ここでちょっと自分の話をさせてもらおう。私は高校の頃までは大会に出ていたのだが、大学では指将棋は辞めて詰将棋創作に専念していたものだから、大会で指すというのはもう4年ぶり。「絶対負けんといてな」と言われたこともあって凄い緊張である。対局の前に控室で「緊張する~」って言ったら、「藤原君って緊張とかするんだ」って言われた。詰将棋を作るだけのロボットとでも思われているのだろうか?
緊張を和らげるため対局開始直前までトーク。振り駒の時に軽いボケを入れたら愛媛大学の方が突っ込んでくれて一安心だ。対局は自分の矢倉対相手の右玉になる。序盤は苦手なのだが、珍しいことにリードを築けて気分良く攻めていく。しかし有利を保てないのが自分の弱いところ。幾つかミスをしてしまったようで差が縮まり、自分の読みではどちらが良いのか全く分からないまま終盤戦に突入。最後は30手くらいの詰み(71から玉を追いかけて19で捕まえた)を読みきってなんとか勝利した。ああ、詰将棋創作ばかりやってて良かった!観戦していた作家仲間の岸本君(中四国大会優勝経験あり)をして、「終盤の切れ味がえげつない」「控えめに言って感動した」と言わしめたので満足だ。多分自分の人生で一番の棋譜だったのではないかな。
・・・と思っていたが、局後に調べてみると相手が逃げ間違ったから詰んでいただけのようだ。岸本君にも「前言撤回!」と言われてしまった。しょぼん。こんなことになるなら調べんかったらよかったわ!
さて、特筆すべきは畠山ー伊藤の千日手。私の対局も相当長く思ったが、なんとそれよりも後に千日手が確定して指し直し戦に。指し直しの一局は畠山君が終盤でリードを築く。相手もぎりぎりのアヤを持たせる戦い方をするので、指し直し戦の1手40秒ルールでは到底読み切れない世界。ああ恐ろしい。最後は畠山君が冷静沈着な指し回しで勝利した。もし自分が指してたら逆転負けをくらっていただろう。
【結果】愛媛大学に6勝1敗で勝利。これは軌道に乗ってきたぞ。
畠山君の戦いがあまりに長引いたため、スケジュールが1時間以上押すという事態に。ここからは20分―60秒改め10分―40秒で対局を行うという決定がされた。対局時計の設定を直して3戦目スタート。今大会の最有力候補である山口大学との対決だ。これに勝った方が優勝に近づくという大一番。
1戦目では全員の将棋を見ようとしたせいで、全ての対局の重要局面を見逃すという大失態を犯してしまったので、今回は1局だけに注目しようではないか(名案!)。今回注目するのは中島ー財津戦。中島君は言うまでもなく我が部の部長であり、そしてエース格のプレイヤーでもある。対する財津さんは、私は指将棋のことはよく知らないのだが部内でもよく名前を聞くので、最強クラスの人物であることは間違いなかろう。中島君の舟囲い対財津さんの向かい飛車穴熊という戦型で幕を開けた本局。中島君は、88角ー55銀というバッテリーを作り、それを54銀!と開くことで財津陣営の65銀と33桂の両取り。これは気持ちいい攻撃だ。財津さんの頷きも、相手に一本取られたと受け入れている様子で、これは中島リードか!?しかし時間の短い対局では精神的に穴熊のほうが楽なはずで、中島君も気を抜けない。53に桂を成りこんで63成桂、これで72飛をいじめつつ玉にもプレッシャーをかける。財津さんが仕切りに首を横に振るのは、この攻めを厳しいと感じているのだろうか。とりあえず穴熊の金を1枚剥がすことに成功したが、もちろん代償はある。78の中島王に対して72飛、76香のロケット、さらに65銀と46馬という多大なアシストを得て、むしろ形勢の針は財津側に傾いたように思える。一体何が行けなかったのか。私には皆目見当が付かない!
ふと横に目をやれば、ずっと不利だったはずの芦田さんが相手のミスを起点に攻撃を仕掛け、プレッシャーをかけている。思わず相手も「いやー」。ここで他の対局も眺めてみると、畠山君勝ち、日野さん中村君勝勢、後藤君優勢、越智君は千日手指し直しと言う具合で、あれ、これはワンチャン勝てるのではないか?
気を取り直して肝心の中島戦に戻ろう。混沌とした終盤戦、中島君の守りは66玉に加えて56金、47銀、58金、75馬、88銀。舟囲いの原型を留めず最早グチャグチャだが、指すごとにどんどん守りが強くなっている。対する財津さんの穴熊は81桂を73に跳ねさせられて、これで相当弱体化しているようだ。流石に中島君有利に見えるがどうか。ちなみに駒の損得は歩以外全くない。これだけ殴り合っているのにそんなことってあるんだなぁ。
少しして中村戦が終わった。芦田さんも大逆転勝利。さらに後藤君、日野さんも勝ってこの時点でまさかの5-0。団体勝利は確定である。まじかよ。
中島―財津戦は怖い格好の中段玉で戦い続けた中島君が、遂に財津さんからの攻めを切らして入玉し、最後は即詰みに討ち取る。まさにジャイアントキリング達成の瞬間!!ヒリヒリする展開ではあったが、中盤以降はずっと中島君良しだったと思う(あくまでシナトラAIなので誤評価の可能性あり)。最後に残った越智君は差し直しの末惜しくも負けたが、山大圧倒的の下馬評があっただけに、この結果はまさに望外と言うしかない。10分―40秒という時間設定も追い風になったのだろうか?これで岡大は唯一の団体3連勝である。
【結果】
山口大学に6勝1敗で勝利。優勝が見えてきた。
[ちょっと一息]
山大とのとある対局で、後手が53馬と63飛の利きの交点に自ら64桂と打つ局面があって、これはセルフ・ノボトニーだ!と感心。ノボトニーとは、異種の線駒の利きの交点に捨てることでどちらかのラインを切るという意味のチェスプロブレム用語である。相手が焦点捨てで片方の利きを切るのは将棋の実戦でもよく見るのだが、自分から打つのは一見して物凄い非効率のためなかなか見られないと思う。
4局目、岡山大学Aは徳島大学との対戦。ここまで頑張ってブログ用の文章を書いてきた私は対局者よりヘトヘトである。今回は選手紹介という形にしよう。
1番手の中村君は常に冷静。風貌も立ち振る舞いも既に教授と呼べる域に達している。温厚な人柄だが、たまに毒を吐くのも素敵だ。私や越智君のような感覚で指してくるタイプが苦手らしく、「小学生の頃からやってる人には勝てない」とのこと。
2番手日野さんはジャイアントキリングを得意とするハードパンチャー。ちなみに先程の山大との対戦後、「こんな終盤じゃ藤原君に怒られる〜」と言っていた。もちろん怒りたいところだが、強豪柳田さんを下しているので何も言えねぇ!
3番手畠山君は岡大将棋部の頼れるエースである。強い人は皆そうなのかもしれないが、悪手らしい悪手を指さないのが魅力。ただ、時間ギリギリに時計を押すタイプなので、観戦していて心臓に悪い。ちなみに私が愛媛大学との対局に出た後、「先輩よく勝った、偉い」と頭をポンポンして褒めてくれた。嬉しい。
4番手はここに来て初登場の薬師寺さん。中四国の理事長であり、将棋部の前部長である。部内で最も権力を持つ人物。今日はスーツに身を包んで流石の凛々しさだが、普段はいじられ担当だ。この対局はほぼ勝ちかと思っていたら最終盤でミスが出て負け。「勿体無いですよ」と言ったら「終盤だけ変わってくれ!」と言われた。
5番手越智君は終盤力と後輩力が高い。この対局では序盤の時点で有利を確信しているのか、横の対局を見ながら余裕の表情である。末恐ろしい1年生だ。
6番手は中島君。時折体勢を変えて、色んな場所を眺めながら思考を張り巡らせている。私と遊びで指すとそれほど強いと思わないのだが、大会では凄まじく強いので、恐らく普段は手を抜いてくれているのだろう(笑)。
7番手は芦田さん。この人は少し前まで部室にあまり顔を出していなかったが、いざ出場すると強さは健在でここまで3勝無敗である。流石、1年生の時に中四国大会個人戦で2位まで行った実力の持ち主。また麻雀教えてください。
今回は岡山大学Bの戦いも見に行ったが、残念なことに既に対局の半分くらいが終わっていた。部の方向音痴代表松下君と、キューティクルヘア代表蔭山君はBチームのダブルエースであり、棋力は2~3段あるはず。この2人の将棋は非常に安心して見ていられる。もしかすると私より強いかもしれない。今大会岡大唯一の女流プレイヤーである渡部さんは、対局に出ずにずっと観戦していた。「どうしたの?」と聞くと、「7番手だから2連続で不戦勝です」とのこと。そうか、Bで出ると人数足りてないことがあるのねん。
【結果】
徳島大学に2勝5敗で負け。山大に勝ったせいで「全国あるか!?」と色めき立ってしまったのが敗因?
ちなみにライバルの山大は香川大に7-0で勝ち。これで団体勝数、個人勝数が共に同点となり一気に暗雲が立ち込めた。もし最終結果が同点なら順位の差で岡大の勝ちになるが、果たしてどちらに転ぶか。確率は殆ど五分五分だろう。
さあ最終局は広島大学との対戦。団体としては勿論だが、個人勝数も重要なので誰も負けることは許されない。選出されなくて良かった、とホッと胸を撫で下ろす。もし自分がもうちょっと強かったら、全部出ないといけなくなっていた。そんな重圧背負えないよ。これまではオーダー順に実況したので、今回は決着のついた順に紹介することにしよう。
中島ー深田は完全に作戦勝ち。中盤の入り口の時点で既に優勢な感じで、中島君の実力ならもう安心だろう…と思って暫く目を離していた。終局間際に念のため見直すと、逆転されたのか中島王はもう詰まされているように見えて、ヤバイ!と動揺。しかし、詰んでいるというのは私の気のせいだったか、中島王は助かっていて結局勝ちに。ああ良かった。
中村ー上村、自分の銀が46、66、相手銀が44、64と中央で対峙した形からスタート。端を突破された代わりに中央に主張を残し、充分戦える形である。あっ、知らぬ間に終わってた。中村勝ち。中村君はうちのエースの一人なのだが、今回はほとんど対局を追いかけられなかった気がする。申し訳ない。
越智ー米田は、相居飛車で矢倉か雁木か?という戦型。越智君が5筋6筋の位を取ってリードを作っている。その後7筋8筋の位も取り、優位を拡大。これだけ上突っ張りをするとかえって脇が甘くなるものだが、今回その心配は要らないようだ。と金も作って相手を痛ぶるような攻め。今日見た対局の中で最も安心感のある完勝。
芦田ー榎本は芦田さんが居飛車で銀冠、しかも銀冠の上にさらに角の冠が載っているという超好形である。ただ相手が作戦勝ちか。対局開始前に「集中が切れてきた」とボヤいていた芦田さん、相手に龍を作られ、自分の飛まで殺されてしまって敗勢…のはずが、最後に大チャンスが訪れる。相手に必至をかけられた場面で、74桂同歩同桂から追って行って相手の美濃囲いは詰んでいたのだ。もちろん芦田さんもその筋に入っていったが、最後に飛をタダ捨てする5手詰を逃して負け。惜しい。惜しすぎるよ!詰将棋さえやっていれば勝てたのに(こちらの世界へ勧誘)。
後藤ー小河戦は、後藤君が珍しいことに角換わりをやっていると思ったら相手が飛車を振った。しばらく目を離した隙に後藤陣地内に相手の大駒が2枚もいて、これはほぼ逆転不可能という形になっている。これには後藤君もため息。数十手頑張ったが形勢に変化はなく、そのまま負け。彼はこの日ずっと自分に対して悲観的だった。個人戦で輝け!
日野ー瀧野は日野さんが矢倉を選択。相手の急戦に作戦負けしたか少し押されている序盤戦だ。徐々に戦線を回復して取り返した日野さん、少しリードして終盤戦の入り口に突入。あとは終盤で沼らないことを祈るばかりである。終盤に入って以降も日野さんの駒得はますます拡大。と金の攻めで負けようのない形となり、越智君に続いて完勝。
畠山ー新美は畠山君だから勝つでしょ…とはならない!相手の新美さんは広島大学のエースで超強豪らしいのだ。中四国の将棋情報に疎い私でも名前を聞いたことがあるほどの猛者。遂に畠山君の敗戦が見られるのだろうか?(いや応援しろよ by某部員)
こちらは居飛車、相手は石田流だ。互いに銀冠穴熊でガッチリ固めて守りは充分。いざ決戦である。数十手進み、形勢は新美さんリードか。ただ、畠山陣は金銀4枚に香まで引っ付いた形、新美陣も金2枚に加えて「守りは金銀3枚」と言われる馬がしっかりディフェンスを固めており、まさに終わりの見えない展開。こういうのは畠山君も得意のはずだ。終盤に突入して畠山君が端攻めする展開に。これは好んで攻めているのか、それとも攻めざるを得ないのか。私には後者のように見える。相手が受け間違えば勝ちだが、受け切られてしまえば畠山君の堅牢な穴熊も木端微塵になってしまう。
ここで新美さんが受け方を少し誤ったか、形勢の針が徐々に畠山君の方に傾いてきたようだ。こうなると畠山君の時間。全ての指し手が複数の攻撃手段を同時に持つ、寸分の弛みもない波状攻撃である。ボクシングで例えるならマニー・パッキャオのような攻め。これを1手40秒で受け切るのは不可能に近い。どうやら畠山君の攻めは繋がったようだ。しかし物語はまだ終わらない。新美さんがここまで溜め込んだ駒で畠山玉を捉え得るかの勝負が残っている。大熱戦で全く目が離せない!他の人たちの対局が終わってから既に数十分経過している。両者ともに、ほとんど終わっている(ように見える)局面からゾンビの様に生き返ってきて、これが真の底力というやつかと思う。そういう意味の「強さ」を感じるのは岡大将棋部員では畠山君だけなので、この人が岡大最強の座から陥落することは暫く無いだろう。
最後は新美さんの「負けました」の声。その瞬間、ギャラリーから感嘆の溜息が漏れる。非常にドラマチックであり、本局は名局と呼んで差し支えないと思う。私は局後の感想戦まで真面目に聞いていたが、何を言っているのかは勿論わからなかった(おいおい)。それにしても、畠山君の長時間に渡る集中力は尊敬に値する。全勝でありながら威張らないその謙虚さも凄い。私なんか1勝しただけで大騒ぎだと言うのに。
【結果】広島大学に5勝2敗で勝利。気になるのは優勝を争う山口大学で、もしあちらが5勝2敗以下なら岡大の優勝となるが・・・
山大は何と2回連続で7戦全勝!ここ一番での強さは流石の一語である。これで山大の優勝が決定した。全国大会も頑張ってくださいね!
結局、畠山君のせいで(?)会場を借りている時間ギリギリにようやく大会が終わり、余韻に浸る間も無く会場を後にした。全国への切符は惜しくもつかめなかったが、良い夢見させたもらったなぁ、というのが正直な気持ち。それにしても畠山君は部内唯一の5戦全勝で凄い。勝率100%を達成したのも、恐らく彼と私の2人だけである。まさに岡大将棋部の両雄と言ったところ(お前は1回しか出てへんやないか by某部員)。次に畠山君と会うのは、また5か月後とかになるのかな。なんか後半は彼の話ばかり書いてしまったが、自分にとってはぐれメタル的存在なので許してください(笑)。
さて、私は個人戦に出ないのですぐ岡山に帰ることに。帰りの新幹線でYouTubeを開くと、私も出品している「YouTube詰将棋コンテスト」の結果発表がやっていた。凄く面白い動画なので、詰将棋に興味のある方はぜひご覧ください。
これで今回の記事は終わり。将棋大会の記事の最後を、関係の無い詰将棋の話で〆るのが自分流である(笑)。
最後までお読みいただきありがとうございました!
藤原