ども、岡田達也です。




一昨日

我が父・隆夫さん(89)がお世話になっているケアマネージャーさんの、月に一度の来訪日だった。

たいへん熱心なケアマネさんでとても感謝している。

ケアマネさんは隆夫さんの元気そうな姿に心底驚いていた。

「岡田さん!」

「はい」

「よくぞここまで元気になられましたね!」

「いや~、そうでもないですけどなぁ(笑)」

「いやいやいや! 先月お会いしたときとは別人ですよ!」

「グフェフェフェフェ(笑)」

「がんばりましたね!」


がんばったのは誰だ?

そりゃ、本人のがんばりが大切なことは理解できる

だが、我が家の場合、本人以上に下々の者(私)のがんばりが大事だったのではないだろうか?

数年前

総合病院で内臓検査をして

 

「岡田さん、脂肪肝が治ってます! よくがんばりましたね!」

 

とお医者さんに驚愕されたのも、私の力ではなかったか?
 

 

「私ももう先は長くないでしょうけど(笑)」

 

「いやいや、週に1回でもデイに戻ってこられたのは大きいですよ!」

 

「まぁ、ねぇ」

 

「ここからです!」

 

「いやぁ、デイがもっともっと賑やかだったらもっともっと通うんですけどね」

 

「にぎやか?」

 

「みんなでわいわいおしゃべりして、騒いで、盛り上がって」

 

 

このお方は、デイサービスが「ガールズバーみたいだったらいいのに」と思っている節がある

 

残念だが鳥取にガールズバーはない

 

そもそもデイサービスはガールズバーではない

 

 

「岡田さん、今は馬の合う方が少ないかもしれませんけど、デイは入れ替わりが多いところですから。また囲碁の強い方が通われる可能性もありますし」

 

「はぁ」

 

「とにかく大事なのはデイに来られない日も、家の中で運動することです」

 

「はぁ」

 

「どんなに短い時間でもいいです。ぜひ運動してください」

 

「はぁ」

 

「フレイルの進行が一番怖いんです」

 

「いやねぇ、私も歩きたい気持ちはあるんですよ!」

 

 

うそつけ

 

 

「でしたら、ぜひ!」

 

「今はまだ寒いですけど、もう少し暖かくなったらねぇ」

 

 

暖かくなったらなんなんだ?

 

車イス生活になる前から、毎年同じこと言ってるよな??

 

 

「えぇ、がんばってください!」

 

「ぜひ庭でも歩いてみたいと思ってるんです!」

 

 

そのセリフ、ここ6年間言い続けてるよな?

 

 

「いいですねぇ」

 

「庭には妻の思い出がいっぱいありますから」

 

 

どんな思い出なんだ?

 

聞かせてくれよ??

 

 

「がんばってください!」

 

「はい、歩きたいと思う気持ちはあるんです!」

 

「じゃ、また来月に顔出しますので」

 

「それまでに歩けるよう、がんばります!(笑)」

 

 

 *

 

 

小学生のころ

 

母親に「宿題やったの?」と尋ねられ

 

「今、やろうと思ってたのに!」と言い返してしまったことがある。

 

あの経験があるからこそ理解できる。

 

 

世の中には

 

「気持ちはあるのかもしれないけど実行しない人間」

 

が五万といることを

 

 

賭けてもいい。

 

‟隆夫さんは絶対に運動しない”

 

‟庭を歩く日は来ない”

 

誰か、俺と勝負しないか??

 

1億だろうが10億だろうが受けて立つぜ。

 

挑戦、お待ちしています。

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

 

追伸

 

みゆきさん、コメントありがとうございます。

 

ソメのチャンネルがあること、知りませんでした。

 

あいつ「考えておきます」と言ってましたが、きっと来ることはないでしょう。

 

嫌がらせのラインでも送ってみます。

 

惜しいのは

 

質問が「らくだの王子さま」になってるんですよねぇ

 

正解は「らくだに乗った王子さま」なんですけどねぇ