ども、昨日雷が自分に落ちてくるんじゃないかと不安になった岡田達也です。
今「鳥取砂丘ビジターセンター」というところで働いている。
数日前
倉庫の中で作業していると、女性スタッフさんが声をかけに来てくれた。
「岡田さんにお客さんですよ」
「私にですか?」
「はい」
……誰だろう?
キャラメルボックスのお客さんかな?
それともジュノンボーイのスカウトかな?
それともメジャーリーグのスカウトかな?
それともサラ金の取り立て屋かな?
それとも上川”ヒットマン”隆也先輩が命を取りにきたのかな?
思い当たるものが多すぎたので、考えるのを中断した。
ま、会ってみればわかるだろう
ロビーに出てみた。
そこに立っていたのは、
前の職場で一緒に働いていた
Nさん(男性、ちょうど私の一回り上)だった。
思いもかけぬ来客に、心底驚いた。
「うわ~、おひさしぶりです!」
「おおっ、岡田さん、元気そうだな!」
「はい! Nさんもお変わりないようで」
「うん、なんとかやっとるで」
「てか、Nさん、なんでここに僕がいるってわかったんですか?」
ここで、Nさんは、ニヤリとして言った。
「ブログ、読みよるで~!!!(笑)」
「えええええぇぇぇぇぇ!!!!!」
これまた驚いた。
一緒に働いていたとき、Nさんは僕のブログを読んでいるなんて、一言も言ってなかったのに……
「読んでくださってるんですか???」
「あぁ、毎日、読みよるで!」
「おはずかしいです」
「いやいや、おもしろいでなぁ!」
「本当ですか?」
「ほんとほんと! この間の話も大笑いしたけなぁ!」
「ありがとうございます!」
「あれは面白かった!」
「なんの話ですか?」
「ええっとな!」
「はいっ!」
「ええっとなぁ~」
「はい」
「……」
「……」
「……」
「……」
「どんな話だったか忘れた」
「(爆笑)」
*
いい
すごくいい
ある意味、Nさんは『達也汁』における理想的な読者かもしれない
「面白かった」
「笑った」
「でも何の話か思い出せない」
それくらいが、この日記の存在価値としてちょうどいい
そんなふうに言ってもらえたら苦労して書いてる甲斐がある
「岡田さん、元気そうで何よりだ」
「わざわざ訪ねてくださってありがとうございました!」
「ブログ、これからも楽しみにしとるで(笑)」
「過度な期待は厳禁ですからね。ほどほどでお願いします」
「わかった(笑)」
*
Nさん
これからも
読んでる方に息が吐いてもらえるような
そして
読んだそばから忘れてしまうような
そんな日記を書いていきたいと思ってます
またいつでも会いに来てやってください
ありがとうございました!
では、また。
追伸
オンライントークショー東京砂漠
次回は7月27日19時30分スタートです!