ども、子供のころは牡蠣フライが苦手だった岡田達也です。
ネットニュースで
『使っていたら今日からやめて!接客・バイト敬語の間違い大辞典』
というやつを見かけて読んだ。
これが、まぁ、面白かった。
読みながら、首が千切れるかと思うほど頷いてしまった。
ひょっとすると半分くらいは千切れたかもしれない。
自分の使っている日本語が完璧だとは思わないし、
この日記だって誤字・脱字だけでなく間違った表現も多々使ってしまっているけど、
それでも言わせてほしい。
キャラメルボックスの作・演出である成井さんは元・国語教師なので、
うちの脚本は正しい日本語でしか書かれていない。
(あまりにも正しいので、口語としてはちょっと固い印象があるくらいです)
そんな人に育てられたのだ。
“耳が鍛えられた”という自負はある。
よその芝居を観に行って
「あ、この言葉の使い方はおかしいぞ」とか
「日本語として正しくないな」なんて
パッと気付けるくらいにはなった。
これ、役者として大事な部分だと思うので、
成井さんにはとても感謝している。
*
そんな自分が日常で最も気になるのが
「よろしかったでしょうか?」
……なぁ?
なぜ過去形なんだ?
なぜ「よろしいでしょうか?」じゃないんだよ
今ではすっかり主流になったこの言葉
いつから使われるようになったんだろう?
なんで過去形に変化したんだろう?
使っている人は気持ち悪くないのだろうか?
いろんな意味で不思議だ
*
それから
「こちら〇〇〇になります」
……なぁ?
なぜ変化するんだ?
なぜ「でございます」じゃないんだよ
例えば
「こちらチャーハンになります」ってことはだよ、
今、ここに置かれている、とても美味しそうな香りを発しているこの米は、
見た目に反して、実はまだ炒めてないってことなのか?
これからチャーハンに成長するってことなのか?
おかしいだろ?
でもなぁ、
この言葉も当然のように使われてるから、
違和感を感じる人の方が少なくなっているのかもしれないなぁ
*
僕は日本語を勉強してきたわけではないのでなんとなくの指摘しかできないけど、
こうやってきっちり解説してもらえるととてもスッキリする。
言葉というのは時代と共に変化しているのだろうし
それは必要に応じてなんだろうし
そのことについて異論はない。
だけど、間違った言葉に置き換えられてしまうのは残念だ
な~んて思ったりするんですけど、
今日の日記はこんな内容でよろしかったでしょうか?
では、また。