ども、今日の鳥取は雪になりそうな岡田達也です。

 

 

 

 

本日は仕事の休みをもらった。

 

なので、おそらくイヤーワーム(※)に悩まされることもない。

 

(※ 昨日の日記で書いた「聴いたことある曲が頭の中で強迫的に繰り返される現象」を「イヤーワーム」と言うんだそうです。劇団の後輩・筒井俊作くんが名前と傾向と対策を教えてくれました。ありがとう、つついくん)

 

 

休みを取ったのは、家を改造するため。

 

 

 *

 

 

我が父・隆夫さん(88)は、

8月末にコロナに感染し緊急入院した。

現在、介護医療院にて療養・リハビリ中。

 

三途の川を渡り損ねた父は

幸か不幸か、退院が見えてきた。

 

来週には帰宅する予定だ。

 

 

先日

 

隆夫さんを含め、

 

ケアマネージャーさん

 

リハビリ担当さん

 

介護用品のスタッフさん

 

病院の相談員さんなど

 

「チーム隆夫」のみなさんが我が家にやってきて、

 

隆夫さんの動きを見守りながら

 

「この、要介護4のおじいさんが無事に暮らしていくには、どこに、何が必要なのか?」

 

を検討してくださった。

 

 

幸い、心配性だった母・秀子さんが、

 

ずいぶん前から立派な手すりを設置してくれていたので、

 

大改造しなくても済むらしい。

 

玄関と、お手洗いの部分に手すりの追加、

 

段差を埋める作業、

 

介護ベッドの導入、

 

それくらいで十分だそうで、少し安心した。

 

 

 *

 

 

我が家は小さな一軒家。

 

建てたのは、おそらく昭和54年だったと思う。

 

 

家を建てたあと、母・秀子さんが

 

「この家の4分の3は私、残りはお父さんが建てた(笑)」

 

と言って笑っていた。

 

これは住宅ローンの返済の割合の話で、

 

つまり「私の方がお金を出しいてる」という意味。

 

子供心に「絶対にそうだろうな」と深く納得したことを覚えている。

 

 

まぁ、出資の割合が大きく違うとはいえ、

 

家を建てることができた両親は素直にすごいと思う。

 

自慢じゃないが、私のような放蕩息子には、家を建てる甲斐性なんてどこにもない。

 

世の中には、親のために家を建てたり、マンションを買ってあげたりする孝行息子(娘)がいるというのに。

 

 

ってことで、

 

せめてもの気持ちだけど、

 

できるだけ大切に、

 

汚さないように、

 

無駄なものを置いてゴミ屋敷にならないように、

 

住まわせてもらっている。

 

 

 *

 

 

今日は新たなリフォーム(でいいのかな?)

 

きっと秀子さんも納得してくれているはず。

 

 

母上

 

家をプレゼントすることはできませんでしたが、

 

代わりに隆夫さんの住みよい環境づくりをがんばりますので、

 

それで勘弁してやってください。

 

 

あ、

 

がんばるのは業者さんか……。

 

 

 

 

では、また。