ども、明日には56歳を迎える岡田達也です。
昨日はとても幸せな一日となった。
朝から鳥取県米子市に行き
西部地区の高校生20人を相手に
みっちり6時間
演劇の基礎的な部分
例えば、身体の使い方、発声、脚本の読み方、芝居をやる上での考え方などなどを
“教える”のではなく“一緒に遊びながら”という感覚を持って伝えてみた。
結局やっていることはコーチングなので、教えるということにかわりはないのだけど、
その感覚を持つだけで、立ち位置が上からになるのか、同じ平地なのかが変わってくる。
これは僕がワークショップをやるとき大事にしていることの一つ。
ずっとしゃべって、ずっと動いていたから、2時間後には汗だくになっていた。
ひょっとすると一番はしゃいでいたのは誰あろう私かもしれない。
想像してほしい
ビショビショの55歳
おはずかしい……
そして夜。
昨日は鳥取市民会館で『マミィ』というお芝居が上演された。
出演者の熊谷真実さん、渡辺裕太くんとは共演経験があり、
プロデューサー、舞台監督さん、音響さん、照明さんもみんな知り合いでとてもお世話になった方ばかり。
ってことで終演後、僕の大好きなお店にみんなが集合してくれて
みっちり3時間
芝居まみれの話に花が咲いた。
*
今現在、僕の日常生活は、物理的にも精神的にも芝居と離れた場所にある。
それは仕方ないこと。
だけど昨日は、
朝から晩まで俳優としての時間を過ごすことができたーー
ような気がして、とても幸せだった。
そう、
不思議な感覚なんだけど
お客さんの前に出なくても
“俳優でいられる瞬間”
あるいは
“自分、役者なんだな”
と思えるときって確実にある。
昨日はそんな日だった。
もしかしたら
演劇の神さまからの誕生日プレゼントだったのかもしれない。
神さま、ありがとうございます
来年は「ひねればビールが出る魔法の蛇口」をお願いします
では、また。
追伸
オンライントークショー『東京砂漠』
本日18時30分スタートです!