ども、毎日口の中を噛んでは血豆を作っている岡田達也です。

 

 

 

 

我が父・隆夫さん(88)は、

8月末にコロナに感染し緊急入院した。

現在、介護医療院にて療養・リハビリ中。

 

 

基礎疾患の塊みたいな人なので、

 

入院当初は症状が悪化するばかりだった。

 

見る見る弱っていき、

 

見舞いに行ってもまともに会話ができない日の方が多かったくらい。

 

食欲もまったく無く、体重も39㎏まで落ちた。

(身長は171㎝あります)

 

そもそも好き嫌いの権化みたいな人で、

 

煮物が嫌い、魚が嫌い、お粥が嫌いと

 

つまり、病院食が大嫌いな人なので、

 

体調の悪さも手伝って食事に手を付けなかったらしい。

 

 

このまま死んでしまうのはさすがにかわいそうだと思い、

 

管理栄養士さんに

 

「お粥ではなく、少しでも固いお米を食べさせてあげることはできませんか? そうすれば少しは食べるようになるかもしれません」

 

と掛け合ってみた。

 


言葉には出さなかったけど、

 

例えそれで誤嚥があったとしても、好きなものを食べて死ねるほうが隆夫さんも本望だろうーー

 

という考えもあった。

 

 

もしかすると、

 

「これが逆転の一手に繋がった」

 

……のかもしれない。

 

 

かためのご飯と、ダメ元で持ち込んだふりかけでなんとか食いつないでるうちに

 

少しずつ食欲も体力も回復し、容体が落ち着いてきた。

 

今では大嫌いな魚の煮つけも泣きながら完食しているそうで、

 

体重も55㎏まで回復。

 

 

やはり、生きることは食べることなんだと再確認。

 

 

 *

 

 

そんな長い入院生活を送っていた隆夫さんに、ようやく光が見えてきた。


昨日、ケアマネージャーさんと、

 

退院に向けての具体的なプランを打ち合わせした。

 

秋には葬儀の段取りを考えていたので、

(本当です)

 

それを思えば、なんと、まぁ、未来がある話し合いだろう。

 

 

ってことで

 

全国(推定)三千万人の隆夫ファンのみなさま

 

永らくご心配をおかけしました。

 

3月頭には退院の予定です。

 

なにぶん高齢ですし、手放しで安心というわけにはいきませんが、

 

応援してくださっているみなさまに

 

少しでも良い報告をしたいのでお知らせしておきます。

 

 

私、介護生活一年生です。

 

がんばります。

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

 

追伸

 

オンライントークショー『東京砂漠』

 

2月12日 18時30分~

 

優しいあなた

 

どうか私を祝ってやってください。