ども、毎年恒例人間ドックの予約を入れた岡田達也です。
我が父・隆夫さん(88)は、
8月末にコロナに感染し緊急入院した。
現在、介護医療院にて療養・リハビリ中。
秋頃は見るからにきつそうだった。
母・秀子さんが亡くなった平成29年以降
自分の寿命を「あと2年だ」と毎年言い続けていた(更新し続けていた)人が、
「もう年は越せないと思う」と言いだしたので、
「あ、これはいよいよお別れのときがきたかも」と、
私も安……
まちがえた、その心づもりをしていた。
だけど、、、
なんだかしらんが甦ってきた。
不死鳥か?
不死身なのか?
不老不死の薬でも飲んだのか???
あなたはマモーか????
さておき
現在、退院に向けていろいろと準備中。
*
隆夫さんが退院できたからといって、
元の生活が始まるわけじゃない。
要介護4なのだ。
もうこれまでのようには歩けない。
立っていられない。
デイサービスなどの力を借りて、新たな生活を始める必要がある。
すべてが初めての経験だ。
決めなければならないことも、
探さなければならないことも、
見つけなければいけないことも、
驚くほどあって、
正直なところ「本当に自分がやっていけるのだろうか?」と、不安になったりもした。
そう思っていたけどーー
僕が鳥取で高校生たちと芝居を作ったとき
制作の指揮を執っていたUさんという方がいらして、
そのUさんの奥様が昨年10月に
看護小規模多機能型居宅介護の施設を立ち上げられたという偶然。
さらに、
Uさんは芝居の世界を離れ、奥様に頼まれてその施設の社長に就任したという偶然。
そして、
芝居が終わった後も僕の状況を把握して
「力になりますよ」と言ってくださった心遣い。
それからーー
高校時代、仲の良かった悪友K(野球部の4番)が
現在、介護用品を取り扱う会社で働いているという偶然。
同窓会の席で
「親父さんが弱ったらいつでも言ってこいや!(笑)」
と、冗談めかして言ってくれていたのを思い出して電話をかけてみたところ
「わかったわかった、安心して俺に任せとけ!」
と、言ってくれたこと。
それからーー
隆夫さんが最初に入院した病院で、
リハビリを担当してくださったMさん。
転院後も「いつでも相談してください」と言ってくださったこと。
そんなMさんと知り合えた偶然。
*
「偶然」という言葉の使い方としては正しくないのかもしれないけど、
それでもそう言いたくなるほど
自分にとってはとてもありがたい友人・知人のご縁だ。
感謝しかない。
*
「どうしたものか?」と悩んだとき
一人で悶々としていないで
自分の周囲を改めて見回し
ダメ元で相談してみてもいいのかもしれない。
実際に僕は道が拓けた。
ここ最近の中で一番有り難かったこと。
忘備録として記しておこう。
では、また。