ども、ウェンディーズのチリが好きすぎて自作するようになった岡田達也です。
我が父・隆夫さん（88）は
現在、介護療院にて入院療養中。
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一時は三途の川を渡りかけていた父だが、
（幸か不幸か）ここのところ復調の兆しがある。
容体も安定し、リハビリにも励んでいるようだ。
メールでのやり取りの回数もグッと増えた。
調子が悪い時は「目が見えん」「文字が読めん」「字が打てん」「携帯を開くのもしんどい」と言っていたことを思うと、（幸か不幸か）すばらしい回復と言えるだろう。
隆夫さんは「打ち間違いが多くて伝わりにくい文章で申し訳ないなぁ」とボヤいているが、とんでもないい。
解読できないこともたまにあるけど、メールを打つという行為が大事だと思う。
「誤字脱字なんて気にしいないで、メール打つのもリハビリだと思ってがんばって打ってくれ」なんて声をかけたもんだから、日に何通ものメールが届くようになった。
最近、面白かった（私が笑った）メールを紹介しよう。
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隆夫さんからのメール
今日お風呂に入りました、着用は黒の半袖私はこれで構いませんが長袖もありましたら次の時で結構です。お願いします、
私の返信
長袖、持っていくのは構いませんが、お父さんは嫌いでしたよね？
さすがに寒いですか？
隆夫さんの返信
よく気がつきました、動作が鈍くなるので嫌いです。このままいきましょう。
有り難う
父上……
今、気付いたのですか？
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隆夫さんからのメール
体重測定あり
６８キロ私がそんなバカな事といってしまってから、それは車椅子にのってました、笑笑
私の返信
わっははははは！
大爆笑です😁
で、ホントは何キロになったのですか？
隆夫さんの返信
聞き忘れ
笑笑笑笑笑笑
父上……
体重のことはさておき
いつから「笑」の使い方を覚えたのですか？
腰が抜けるほど驚きました。
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みなさま、ご安心ください。
作り話ではありません。
88歳と55歳の、本物の会話です。
こんなアホな親子が実際に存在するのです。
「私ばかりがこんな辛い思いをして……」なんて悩んでいる方、我々を見て笑ってやってください。
そして元気を出してください。
みなさんに笑ってもらえたら、私たち親子は幸せです。
今日も隆夫さんからの楽しいメールを待ちたいと思います。
では、また。
追伸
次回の東京砂漠です！
