ども、ベルトを買ってもらえなかった岡田達也です。
昨日は福岡公演千穐楽。
にもかかわらず2ステージという
なかなかハードなスケジュールだった。
役者はともかく
スタッフさんはマチネ・ソワレをやった後
さらにバラシまであったのだ。
本当にご苦労様です。
いつも感謝しております。
大阪までにダイエットして
少しでも盆の軽量化に努めます。
* *
今回の楽屋割りも
東京と同じく
内海光司くん、賀集利樹くん、それに私の3人が同室だった。
「チームおじさん部屋」だ。
夜の回のメイク中ーー
こうちゃんと話しててマンガの話になった。
二人とも55歳。
同じ世代を生きてきた者同士
当たり前だが、読んでいた作品は同じ物が多かった。
「あれは読んでた?」
「読んでたな~!」
「あれは、あれは?」
「知ってる、知ってる!」
体験してきた文化が同じというのは
手離しで大きな共感を得られる。
それだけで楽しいものだ。
賀集くんは44歳で少し世代が違うのだけど
お兄さんがいる影響で
僕らが知っている作品をほとんど理解できていた。
そりゃ、盛り上がる。
そして話題は展開し
マンガから『仮面ライダー』へ移行していった。
賀集くんは本物の仮面ライダー(アギト)。
本当だったら「見てたよ!」と言いたいところだが
残念ながら僕は1号からストロンガーまでしか見ていない。
(おそらく僕の世代にはそういう人が多いはず)
こうちゃんはストロンガーで終わることなく
さらに先まで見ていたらしいが
やはり我々の血にはオールドライダーの血が流れている。
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ、悪を倒せと俺を呼ぶ!」
「いいね~!」
本番前の楽屋で
ストロンガーのキメ台詞で盛り上がるおじさんたち。
さらにエスカレートしていき
いよいよYouTubeでそれぞれの主題歌を流し始めた。
ストロンガーを聴いて
Xを聴いて
(アマゾンは飛ばしてしまいました)
それはそれで良かったんだけど
やはり、というか、
ついに、というか
V3を流した瞬間
「これだ!」「待ってました!」
とばかりに、血沸き、肉躍った。
「この「ち~ちよ~ は~はよ~ いもうとよ~」の部分が泣けるんだよ!」
「そうなんだよね!」
「あがるね~!」
「あがるよ~!」
いやいや
笑うんじゃないよ
3人足すと150歳を超えるという楽屋で
V3を聴いてテンションが上がるおじさんたち
これは非常に正しい姿なのだ。
昨日はV3のおかげで(?)
とても良い千穐楽となった(はず)。
大阪公演では
本番前に必ずV3を聴いて士気を高めようと思う。
……楽屋、同じなのかな?
では、また。