ども、男子バスケットボールに痺れた岡田達也です。

 

 

 

 

 

片岡鶴太郎さんが

 

舞台上で羽を伸ばし始めた。

 

ここ数回

 

ちょっとした“おもしろ”の仕掛けを入れてくるようになった。

 

これが絶妙なさじ加減でついつい笑いそうになってしまう。

 

 

昨日の夜の本番中

 

釘を刺しておいた。

 

「先輩、もう夜も遅いんですから、ここから先は良い子にしててください」

 

「うん、うん、そうする。今日はもう何もしない」

 

「明日もしなくていいんです」

 

「いや、明日は千穐楽だし」

 

「だからなんです?」

 

「リピーターの方のためにも、ね(ニッコリ)」

 

 

サービス精神が旺盛というのは素晴らしいことだが

 

旺盛すぎるのは困りもんだ。

 

 

本日の東京千穐楽

 

鶴太郎さんの伸ばした羽根にぶつからないように

 

どうにかかわし続けていきたい。

 

 

 * * 

 

 

毎ステージ

 

キャストが日替わりで挨拶している。

 

昨日の昼は私が

 

夜は内海光司くんが担当だった。

 

 

夜の回が始まる前、楽屋で

 

「たちゃん、好きなときにツッコんでくれていいからね」

 

と、内海くんに言われたので

 

「よし、ボケたらいつでもいけるようにしておこう」

 

という心構えでいたのだけど

 

実際のカーテンコールで彼が用意したボケが大きすぎて

 

的確なツッコミができなかった。

 

 

芝居でも

 

「あぁしておけば良かった」

 

「こうしておけば」

 

と思うことはあるが、

 

 

昨日の帰り道は

 

芝居のことはそっちのけで

 

カーテンコールで

 

内海くんに対する言葉のチョイスが

 

200%ではなかったことが悔やまれて悔やまれて

 

悔し涙を流しながら歩いた。

 

 

もしも次回があるなら

 

絶対にリベンジしてやろうと思う。

 

 

 * *

 

 

毎日、同じ芝居をしている。

 

毎日、同じ準備をし、同じ衣裳を着て、同じ舞台に上り、同じセリフを言っている。

 

 

だけど

 

舞台上では、

 

楽屋では、

 

こうやって毎日違うことが起こっている。

 

 

もしかすると

 

そんなことすらも芝居への調味料になってるのかもしれない。

 

 

本日

 

東京11ステージ目

 

そして千穐楽。

 

ここがゴールでも何でもなく

 

まだまだ足し算していけたらいいなぁと思う。

 

 

新鮮さと、熟した部分と

 

どちらも共有できたら最高なんですけどね。

 

 

 

 

 

では、また。