ども、岡田達也です。

 

 

 

 

 

コロナがやってきて

 

何が悲しかったかといえば

 

楽屋のケータリングコーナーが姿を消したことだった。

 

 

……

 

……

 

 

「そこか?」 

 

「そこなのか?」 

 

「もっと大事なことがあるんじゃないのか?」

 

「公演自体ができなくなったってことじゃないのか?」

 

……というみなさんの声は聞こえている。

 

 

それはもちろんだが

 

ケータリングコーナーの消滅も

 

僕にとっては大きな出来事だったのだ。

 

 

飲食物の差し入れは無くなり

 

とても寂しいテーブルとなった。

 

置いてあるのはペットボトルのお水だけ。

 

仕込み期間にお弁当が出たとしても

 

それぞれの鏡前で

 

前を向いて

 

誰ともしゃべらないで

 

黙々と食すことが課せられ

 

みんな、通夜のように食事をしていた。

 

 

徐々に、徐々に、元の姿に戻りつつある。

 

 

今回の公演の場合

 

お客様からの差し入れはお断りしているものの

 

身内の差し入れはOKなので

 

ケータリングコーナーはわりと賑やかだ。

 

 

チョコレート、飴、おせんべい、バームクーヘン、ラスク……

 

 

昨日は片岡鶴太郎さんからの、、、

 

 

『とんかつ まい泉』のミニバーガーの差し入れがあった。

 

 

うれしい

 

うれしすぎる

 

テンション、ダダ上がりだ

 

 

このミニバーガーが大好きで

 

演劇の現場でたまに出会うと胸が躍る。

 

というか

 

演劇のケータリングコーナーでしか会わない。

 

なぜなら

 

大好きなくせに自分で買ってまでは食べないから。

 

(……買えよ)

 

もはや「心の恋人」と呼んで差し支えない。

 

そして

 

僕と同じ気持ちの人は多いはずだ。

 

 

そう

 

まい泉のミニバーガーは

 

演劇界で喜ばれる“差し入れの王者”と言っていいだろう。

 

(ちなみに女王は『ミスタードーナツ』)

 

 

昨日

 

何年かぶりに出会ったまい泉のおかげで

 

日常が戻りつつあることを実感した。

 

 

鶴太郎さんのおかげで

 

東京公演残り2日、3ステージも乗り切れそうな気がする。

 

(……食べ物が無いとダメなのか?)

 

 

ってことで

 

今日も充実したケータリングコーナーをチェックするために劇場に行ってきます。

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

 

追伸

 

本日19時30分からです。

 

私は本番中ですのでお休みです。