ども、バスケワールドカップを観戦しながら寝落ちしていた岡田達也です。

 

 

 

 

 

おかげで逆転シーンを見逃してしまった。

 

一番盛り上がるところだったのに……。

 

つくづく持っていない男だ。

 

 

 * * *

 

 

昨日

 

「芝居のブレ」のことを書いたが

 

それに通じる話というかーー

 

 

不思議なもので

 

本番は5ステージを超えたところで

 

いろんな部分が馴染み始める。

 

 

この「馴染み始める」って

 

説明しにくいのだけど

 

セリフが役者の身体にフィットしてくるというか、

 

こなれてくるというか、

 

浮いていた部分がなくなるというか、

 

まぁ、無理やり言葉にするならそんな感じ。

 

 

ほらほら

 

料理で煮物を作ると

 

「味が染みる」とか「味が馴染む」とか言うでしょ?

 

あれと同じ。

 

 

ほらほら

 

カレーを作ると「2日目が一番ウマい」とか言うでしょ?

 

あれと同じ。

 

(ちなみに私はできたてのカレーも大好きです)

 

 

ほらほら

 

パンを生地から作るとき

 

発酵させるために寝かせるでしょ?

 

あれと同じ。

 

(生まれてこの方、パンを作った経験はありませんが)

 

 

例え話が食べ物の話ばかりで申し訳ない。

 

いかに私の食い意地が張っているかが透けて見えますな。

 

 

さておき。

 

不自然だった表現が、少しずつ無くなってくるのが

 

5ステージから先だと思う。

 

まぁ、あくまでも僕の経験値で語っているので

 

この意見は絶対正しいわけじゃない。

 

でも、共感してくれる人も多いんじゃないだろうか?

 

 

今は袖で舞台が観られないので

 

(演出部さんが大活躍しているので邪魔なのです)

 

モニターを見ながらだけど

 

「ここ、良くなったな」

 

「自然になってきたな」

 

と感じる部分が増えていくのは嬉しい。

 

(……おまえ、演出家か?)

 

 

ただし

 

だからと言って

 

「あそこ良くなったね」

 

「自然になったね」

 

と、簡単に言葉をかけてはいけない。

 

 

なぜなら

 

褒めるとより良くなる場合もあるけど

 

「ここ良くなったんだ」と意識してしまい

 

逆に悪くなる場合がある。

 

というか、そちらの方が多かったりする。

 

いやいや、これはウソじゃない。

 

ウソだと思うなら日本中の演出家さんに訊いてほしい。

 

これは間違いなく賛同される意見だから。

 

 

東京公演もあと4ステ。

 

上ブレが続くように

 

しっかり準備して劇場に向かいます。

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

 

追伸

 

 

明日です。