ども、池袋の人混みを歩くのが下手な岡田達也です。
稽古中の私は
稽古が終わると30秒以内で稽古場を飛び出していた。
本人的には余裕を持って退出しているのだが
他人様から見ると
「飛び出す」「逃げ出す」「ダッシュして」
に映るらしい。
言っておくが
私は犯罪者でもないし
稽古場が嫌いなわけでもないし
共演者の中に親の仇がいたわけでもない。
ただただ早く飲みたいだけなのだ。
で、
帰るスピードばかりが取り沙汰されてしまうが
実は稽古場に入るのも早かった。
余裕を持って準備したいという性分なので
稽古場に着いてすぐに稽古開始だと落ち着かない。
だからかなり早く稽古場入りしていた。
*
今回の楽屋は
内海光司くんと、賀集利樹くんとの3人部屋。
年齢が高くて近い3人が同部屋にいる。
(最年長は片岡鶴太郎さんです)
この、おじさん集団、全員入りが早い。
9割近い確率で1~3位を独占して劇場入りする。
別に3人で入り時間を競い合ってるわけではないけど
結果、そうなっている。
ある意味「真面目」なんだろうし
ある意味「怖がり」とも言える。
本番までの時間をどう過ごすかは人それぞれ。
ストレッチをする人
発声をする人
セリフを繰り返す人
台本を読む人
マッサージしてる人
ず~っとメイクしている人
ケータリングコーナーに張り付いてひたすらお菓子を食べている人……
人には人それぞれのルーティンワークがある。
多分だけど
おじさんたちはみんな
準備に時間をかけたい人たちなのだ。
早く劇場に来たからといって芝居が上手くなるわけじゃない。
だけど、できる限りの準備はしておきたいという気持ち。
それは痛いほど理解できる。
僕に限って言えば
「舞台の怖さ」を知ってからはとくにそうなった。
これから先も
おじさんたちの早入りは続くだろう。
そういえば
濱田龍臣くんの入りも早い。
やはり、ヤツの中身はおじさんと言っていい。
制作スタッフさん、いつもすみません。
ご迷惑にならない程度にしておきますのでお許しを。
それにしてもーー
テレビで見ていた「光GENJI」のリーダーと
「たっちゃん」「こうちゃん」と呼び合う関係になるなんて。
人生、何が起こるかわからんもんだ。
では、また。
追伸
次回の東京砂漠です!