ども、稽古場で小腹が空いたらサラダチキンをかじっている岡田達也です。

 

 

 

 

 

コツコツと稽古している。

 

(……当たり前だ)

 

 

今回の舞台セット

 

今までの演劇人生で初めてと言っていいくらい難解なもので

 

かなり手強い。

 

簡単に言うと「盆舞台」。

 

盆は『容疑者xの献身』や『スキップ』でも経験してるけど

 

盆の上に乗っかている構造物が

 

それらの作品よりも複雑なので

 

私の貧困な想像力ではとてもイメージしにくい。

 

 

これまで

 

演出部さんの用意してくださった

 

パンチカーペットの切り抜きに

 

白いガムテで場ミリを入れてもらい

 

(スタッフのみなさま、ありがとうございます)

 

それをシーンごとに回転させて稽古していたのだけど

 

そもそも盆のサイズが稽古場に収まらなかったので

 

「俺は今、どこに立ってるんだ?」

 

というような、迷子の迷子の子ネコちゃん状態だった。

 

(……そんなに可愛くないぞ)

 

 

だったけど

 

明日から、実寸が取れる稽古場へ移動する。

 

稽古場に本物の盆が組まれる予定だ。

 

本当にありがたい。

 

 

ただ一つ問題があってーー

 

稽古場が遠い

 

とても遠い

 

なんせ東京湾の埋立地の中に存在しているのだから。

 

 

そんな海沿いの僻地なので

 

稽古場の周りには倉庫と工場しかない。

 

コンビニすらない。

 

あらゆる食料と水分を用意していかなければ

 

「小腹が空いたのでちょっとコンビニへ行ってきま~す」

 

なんてできない場所で稽古する。

 

 

ってことはだよ

 

「稽古するためだけに稽古場に行く」ってことになるじゃないか!

 

それはつまり

 

「タイガーマスクが虎の穴に監禁される」みたいなことじゃないかっ!

 

もしくは

 

「日本一厳しいと言われている曹洞宗の大本山永平寺へ修行に行く」みたいなことじゃないかっ!

 

 

……

 

……

 

 

いや、まってくれ

 

ちがうんだ

 

 

こう書くと

 

「そんなに稽古が嫌いなのか?」

 

「そんなに稽古場に行きたくないのか?」

 

と思われそうだが

 

そうじゃないんだ!

 

つらい稽古を乗り切るためには

 

糖質と脂質とタンパク質とが必要で!

 

さらには

 

終わった後、疲労回復のためのアルコール分も速攻で取り入れる必要があると言いたいだけなんだ!

 

そのためにも稽古場の近所にはコンビニが必要なのだ!

 

 

……

 

……

 

 

ダメだ

 

どう書いても

 

稽古嫌いのダメな人間の愚痴にしかなってない気がする

 

 

大丈夫です。

 

スタッフさんに感謝して

 

ちゃんと稽古してきます。

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

追伸

 

11月9日まで観られます。