ども、毎日がチートデイの岡田達也です。

 

 

 

 

 

昨日

 

昔からお世話になっている通称「ゆうこりん」に

 

髪の毛をカットしてもらった。

 

 

演劇界、ミュージカル界、宝塚関係など

 

彼女に世話になっている俳優さんは数えきれない。

 

僕も20年以上の付き合いになるし

 

その腕をとても信頼しているのだが

 

問題が一つだけ

 

ゆうこりんはおしゃべりモンスターなのだ。

 

こちらが話を理解していようといまいと関係ない。

 

とにかく本人が満足いくまでしゃべり続ける。

 

オマケに暴言も飛び出すことも多々ある。

 

 

昨日

 

話の内容は理解できたが

 

暴言のオンパレードの日だった。

 

 

「あんたさぁ」

 

「?」

 

「これ、誰にカットしてもらってんの?」

 

「若い男性」

 

「なんでこんなことになってんのよ!」

 

「なんでって?」

 

「切っちゃいけないとこ切ってあるし、伸ばさなくていいところ伸ばしてあるって、どういうこと?」

 

「いや……」

 

「ここ、切っちゃダメっていつも言ってるでしょ!」

 

「……」

 

「あんたのここ短くしたら、毛の生え方の関係で、ヘルメットみたいに見えちゃうのよっ!」

 

「……」

 

「いいの? ヘルメット被っても?」

 

「……」

 

「自転車乗ってるんじゃないんだからさ!」

 

「……」

 

「そのくせここは無駄に長いから、変なボリュームが出てるし!」

 

「……」

 

「ここ膨らませてどうすんのよ?」

 

「……」

 

「ルチ将軍にでもなりたいわけ?」

 

「……」

 

「この辺はパッツンだし」

 

「……」

 

「ワカメちゃんだってもう少しましな頭してるわよ!」

 

「……」

 

「なんでこんな不自然なラインなの?」

 

「……」

 

「直してあげたいけど、短いところは切りようがないから、どうしようもないじゃない!」

 

「……」

 

「あ~、私、鳥取に行って講習会開こうかしら」

 

「……」

 

「岡田達也の頭はこうやって切るのよ!って教えたいわ」

 

「……」

 

「で、なんの役やるわけ?」

 

「昭和20年代の刑事さん」

 

「あぁ、じゃ、あんた自分でセットできるわよね?」

 

「たぶん」

 

「今日はそこに寄せてカットしないから」

 

「はい」

 

「ちゃんと固い仕事の人みたいに仕上げなさいよ」

 

「はい」

 

「本番はいつから?」

 

「26日」

 

「じゃ、少し短くしておくから、あとは本番直前に顔出して」

 

「はい」

 

「あ~、鳥取に行きたい」

 

 

おそらくゆうこりんは

 

頭蓋骨のレントゲン写真を見ただけで

 

「これは岡田達也の頭」って言い当てるだろう。

 

それほどまでに僕の頭蓋骨の形を理解している。

 

ついでに、髪質も、生え方も、癖の出方も、つむじの位置も、

 

すべての情報がインプットされている。

 

 

いつの日か

 

僕がお金を出して鳥取に呼び

 

講習会を開いてもらおうと思う。

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

 

追伸 その1

 

6月4日

 

鳥取市の仁風閣でおこなった

 

『鳥取城講座』の動画が

 

鳥取市公式動画チャンネルよりアップされました。

 

お城に興味ある方、是非ともご覧ください。

 

話の内容はそれほど専門的な知識に特化していないので

 

気軽に観られると思います。

 

時間は約90分です。

 

11月9日 17時までの限定公開です。

 

 

 

 

 

追伸 その2

 

次回の東京砂漠が決まりました。

 

8月12日 11時~です。

 

なのですが、わたしは稽古のためお休みします。

 

すみません。

 

安理を祝ってやってください。