ども、半熟のゆで卵を作るつもりがYouTubeに夢中になり20分以上茹でてしまった岡田達也です。

 

 

 

 

 

昨日のお昼は

 

キャラメルボックスOB・上川隆也先輩が出演している

 

こちらの芝居を観劇するため明治座へ。

 

 

 

扉座の横内謙介さんが上演台本と演出を担当。

 

きっちりとエンタメな舞台に仕上がってて楽しく観られた。

 

 

細かいことはさておきーー

 

たかやん先輩が舞台上に登場したときに驚いた。

 

身体があからさまに大きくなっていたのだ。

 

腕もそうだけど、なにより胸板が厚い。

 

きっと役作りなんだろう

 

この舞台に向けてしっかりとトレーニングを積んだことがすぐに理解できた。

 

今の自分があの体を作ろうと思ったら10年はかかる。

 

(逆に65歳でああなれたらすごいけどな……)

 

 

もう一つ驚いたのが声量。

 

デカい

 

出演者の誰よりもデカい

 

全員ピンマイクが仕込んであるけど

 

おそらく先輩だけはマイクなしでも聞こえるだろうというレベルでしゃべっていた。

 

それは“六郎太という役の特性を表現するための手段だ”ということは理解できる。

 

が、

 

それ以前に

 

小手先でしゃべらないで大きく表現するっていうのは

 

キャリアを積めばどんどん失われがちな部分だから

 

(演技に自信が付くと声量が落ちていく人が多いのです)

 

そこをストレートに選択して

 

堂々と演じている姿勢というのが何より素晴らしかった。

 

今の自分があの声量でしゃべったら1ステで喉を嗄らす。

 

(根本的に役者に向いてないのでは?)

 

 

けっして楽をしないで

 

己に負荷をかけ

 

物語だけでなく

 

芝居そのものを鼓舞するような立ち振る舞い

 

それは

 

役者としての研鑽を積み上げ続けている者でなければ

 

打ち出すことのできない姿勢だ。

 

本当に頭が下がる。

 

 

こんなすごい人と

 

敵になったり、味方になったり、斬り合ったりしながら

 

何本も一緒に舞台を作ってきたのだ。


ただただひれ伏すだけじゃなく

 

自分も努力しなければ

 

大きな背中を見せてくれている先輩にも申し訳ない。

 

背伸びはできないし

 

胸板も厚くはできないけど

 

等身大でいいからせめて頑張らねば。

 

 

 

上川隆也ファンのみなさん

 

まちがいなく堪能できます。

 

お悩みの方は是非劇場へ。

 

 

 

 

 

では、また。