ども、爪が伸びるのが早い気がする岡田達也です。
ちょいと前から、近所の市民体育館の中にあるジムに通っている。
本格的なジムと違って、年齢層も高く、空気感もかなりゆるめなので
“周囲が全員、なかやまきんに君と小多田直樹くん”
みたいなこともなく、安心して通っている。
先日
ひょんなことから
パンプアップされた30代の若者と話す機会があった。
もちろん、お互い名前も知らない。
その話の流れでーー
「いい体してるね」
「いやいや、脂肪が付いちゃって大変です(笑)」
「でも、しっかり筋肉もあるじゃない。体も厚みがあるし」
「高校のとき野球やってたんで、その名残りです」
「へ~。ポジションは?」
「キャッチャーです」
「あ、なるほどね! 学校はどこ?」
「鳥工(鳥取工業高校)です」
「ええっ! 俺も!」
「ええっ! そうなんですか!」
「うん、建築科!」
「あ、僕は建築じゃないんです」
みたいな会話があって
その日以来、たまに顔を合わすと会釈するようになった。
昨日
久しぶりにその彼と会った。
挨拶をし、その後は話すわけでもなく
お互いに各々のメニューをこなしていた。
そろそろ帰ろうと思い、彼に向かって頭を下げた。
と、
彼が急いで近寄ってきて言った。
「あの~」
「?」
「岡田達也さんですか?」
ええっ?
なんでなんで??
「え? なんで知ってるの? まさか、俺のストーカー?」
「ちがいますよ!(笑)」
「じゃ、どうして?」
「この前、日本海ケーブルネットワークの番組を見てたんですよ。そしたら「まちネタ」のコーナーで岡田さんが出てきてーー」
日本海ケーブルネットワークとは
鳥取県東・中部のケーブルテレビ局で
先日、ご縁があって取材を依頼され
とあるコーナーで「鳥取出身の俳優」としてインタビューを受けていた。
それが放送されていたのだ。
「あぁ、あれね! 見たの?」
「はい。最初「岡田達也」って名前を見て驚いたんです!」
「なんで?」
「実は僕、岡○達也って言うんです!」
「ええっ! まさかの一文字違い?」
「はい! だからよく似た名前の人がいるなぁって思って見てたんですけど。「あれ、この人、ジムで会う人じゃないか?」って思い始めてーー」
「(笑)」
「鳥工出身って話が出てきて「あぁ、間違いない!」って」
「(笑)」
「家族と一緒に見てたんですけど、画面に向かって「俺、この人知ってる!」って自慢しちゃいました」
「(爆笑)」
「俺、こんな人に話しかけられたんだって、今さらながらに驚いて」
「やめて! そんなスゲー人じゃないから!」
「いやいやいやいや」
「ほんとほんとほんと」
「スゲーっす!」
「スゲくないっす!」
「だから、今日見かけたときに、この話をしようか黙っていようか悩んだんですけど、思い切って話して良かったです!」
「ありがとうね」
「高校の先輩で、俳優さんで、そんな人と一緒にトレーニングできてうれしいっす!」
「なんだけど、土曜日から次の芝居のために鳥取を離れるから、しばらく来られないんだよ」
「そうなんですね。戻ってきたら一緒にベンチプレスやりましょう!」
「お願いします!(笑)」
*
我が家は日本海ケーブルネットワークを引いていないので
どんな頻度で放送されてるのか知らないけど
7分ほどの映像が何度か繰り返されたらしい。
……まずいな
……誰が見てるかわからないもんだな
これからは猫背で歩くのはやめよう
がに股にも気をつけよう
サウナで「あ~」って言うのもやめよう
そのあとの水風呂で「う~」って言うのもやめよう
だけど
スーパーで値引きシールが貼ってある食材ばかりを買うのはやめられないしな
困ったな
帽子を目深にかぶってサングラスするか?
……えっ?
自意識過剰ですか??
じゃ、今まで通りにしておきます。
では、また。
追伸 その1
石川寛美師匠のワークショップ、定員に達したそうです!
お申込みいただいた方、ありがとうございました!
早々にたくさんのお申し込みをいただきまして、誠にありがとうございました!定員に達しましたので、お申し込みは終了させてください。
— ishikawahiromi (@ishikawahiromi5) July 20, 2023
キャンセルが出た場合は、またお知らせします。よろしくお願いいたします。 https://t.co/XM0W1ANepn
追伸 その2
明日、東京に移動します。
準備のため日記はお休みさせていただきます。