ども、体脂肪率が跳ね上がっていた岡田達也です。

 

 

 

 

 

あだち充さんの代表作に『タッチ』という作品がある。

 

お若い方はご存じないかもしれない。

 

まぁ、『タッチ』を知らない世代の方は

 

きっと『達也汁』など読んでいないだろうと勝手に予測し話を先に進める。

 

 

ヒロインの浅倉南ちゃんが

 

インターハイ(種目は新体操)で優勝を飾った会場は

 

鳥取市民体育館だった。

 

鳥取だぞ、鳥取

 

なんと、我が家から徒歩5分の所にある。

 

 

ちなみに

 

南ちゃんと達也がキスした河原は

 

その体育館の真ん前だったりする。

 

(ファンの方は聖地巡礼するがよい)

 

 

もう一つオマケに、、、

 

僕は日髙のり子さん(南ちゃん役の声優さん)と

 

池袋の居酒屋で飲んでいるとき

 

「たっちゃん、南を甲子園に連れて行って♡」

 

と、面と向かってあの名ゼリフを言われたことがある。

 

あぶなく昇天するところだった。

 

 

 *

 

 

その鳥取市民体育館が改装されて

 

6月4日にリニューアルオープンした。

 

 

体育館の中にはトレーニングマシンもあり

 

登録さえすれば普通のスポーツジムよりも格安で使わせてもらえるということで

 

講習会の予約に申し込んでいた。

 

 

昨日の午後

 

ようやく講習会に参加できた。

 

 

必要以上に文字が小さい書類に必要事項を記入し

 

(クレームではありません。愚痴です)

 

スタッフさんにマシンの説明を受けていると

 

会員証が出来上がってきた。

 

 

「岡田達也さ~ん」

 

「はい!」

 

「じゃ、こちらが会員証になります」

 

「ありがとうございます」

 

「では、こちらの機械に登録をお願いします」

 

「わかりました」

 

「まずは会員番号から入力をお願いします」

 

「はい」

 

 

会員証を見た。

 

会員ナンバーは必要以上に文字が小さかった。

 

 

若いころなら0,2秒で判別できていたが

 

老眼という大敵と闘っている今

 

「数字」はとくに厄介だったりする。

 

(今、大きく頷いてくれた『タッチ』世代のみなさん、がんばりましょう)

 

 

3ケタなのはわかる

 

それは間違いない

 

 

「番号は何番ですか?」

 

「え~っと」

 

「はい」

 

「ろ、ろ、ろくだと思うんですけど」

 

「6ですね?」

 

「おそらく」

 

「次は?」

 

「え~っと……」

 

「はい」

 

「ろ、ろ、ろく、かなぁ?」

 

「「かなぁ?」と申されますと?」

 

「いや、まぁ、6なんですけどね」

 

 

お若い方

 

今、私が何を言っているのかさっぱりわからないだろう?

 

 

いいか?

 

よく聞けよ

 

老眼になると恐ろしいことに

 

「0」「6」「8」「9」

 

の判別が難しくなるのだ。

 

 

いやいやいやいや!

 

ウソじゃないって!

 

盛ってないって!

 

疑うならキミのお父さんお母さんに訊いてみろよ!

 

 

「6,6,ですね?」

 

「はい」

 

「最後は何番ですか?」

 

「……そうですねぇ」

 

「……」

 

「これまた、ろく、だと思わないでもないんですけど」

 

「……思わないでもない?」

 

「ろく、です」

 

「じゃ、666番ですね?」

 

「オーメンですね」

 

「……オーメン?」

 

「いや、気にしないでください」

 

「はぁ。じゃ666ということで」

 

「ちょっと待ってください。自信が無いんですよね。見ていただけますか?」

 

「はい」

 

 

できたての会員証を渡した。

 

 

「……これは、659ですね」

 

「おおっ、そうでしたか!」

 

「はい」

 

「666じゃなくて!」

 

「はい」

 

「良かった、オーメンじゃなくて!」

 

「……あの~、大丈夫ですか?」

 

 

 *

 

 

こうして無事に(?)

 

僕は鳥取市民体育館の会員となった。

 

これからちょくちょく利用させてもらおうと思う。

 

 

昨日の反省は

 

数字が読めなかった時点ですぐに訊けばよかったのに

 

”なんとか読んでやろう”という小さなプライドが邪魔して

 

大いに時間をくってしまったことだ。

 

 

「恥ずかしがらずに訊く」

 

また一つ、覚えました。

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

追伸

 

土曜日です!