ども、楽しい夢を見る方法を知りたい岡田達也です。

 

 

 

 

 

昨日の午後

 

車を走らせていた。

 

 

鳥取駅の南側で

 

車の往来は少なく

 

人通りもまばらな

 

制限速度30㎞の道。

 

 

小さな十字路に差し掛かったところで

 

僕の視界の右斜め前に

 

2人の子供が歩いているのが見えた。

 

 

男の子と女の子。

 

 

微妙に制服が大きくて服に着られているかんじ

 

そして

 

まだランドセルが様になっていない姿

 

これは間違いなくピカピカの小学校1年生だ。

 

 

2人がもうすぐ横断歩道を渡り始めるというとき

 

男の子が僕の車に気付いた。

 

そして

 

慌てて右手で女の子を制し

 

2人は足を止めた。

 

 

な、

 

な、

 

なんちゅうできた子なんだっ!!!

 

 

「信号機のない横断歩道の手前で車を確認する」なんて

 

親からも先生からも言われ続けているだろうから

 

当たり前のことかもしれないけど

 

注意力の散漫な子だっている。

 

(私がそうでした)

 

 

おしゃべりに夢中になってしまい

 

不注意になってもおかしくない中

 

ちゃんと車に気付き

 

しかも

 

女の子を手で制すなんて……

 

 

キミは王子様かっ!

 

(ここが1つ目の感動ポイント)

 

 

そして

 

僕は横断歩道の手前で停止し

 

フロントガラス越しに

 

2人に手を向け

 

「どうぞ渡ってください」

 

という合図を出した。

 

 

すると

 

2人は手を繋いで

 

(ここが2つ目の感動ポイント!)

 

横断歩道を走って渡った。

 

 

微笑ましいなぁ、と思って見ていると

 

なんと

 

渡り終えた2人は

 

こちらを振り向き

 

僕に向かって

 

深々と全力のお辞儀をしてくれた。

 

 

な、

 

な、

 

なんちゅうできた子たちなんだっ!!!

 

 

そりゃね

 

僕だって

 

信号のない横断歩道で車が止まってくれたら

 

軽く頭を下げるくらいのことはしてますよ

 

 

だけど

 

2人の深いお辞儀は

 

自分の会釈なんかとはレベルが違う

 

 

あれは

 

本物の“お礼”じゃないか!!!

 

 

起こった出来事はこれだけ。

 

でも、

 

このわずかな時間に3つもの感動ポイントをくれるなんて……

 

 

その場で車を停めて

 

褒めたたえても良かったんだけど

 

後ろから車が来ていたのでそれもできずじまい。

 

 

2人ともありがとうね

 

おじさんは本気でうれしかったんだ

 

どうか

 

いつまでもそのカッコよさと可愛らしさを忘れないでね

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

 

追伸

 

 

先日見かけた太閤ヶ平の子ですがーー

 

 

劇団の後輩・菅野くんが正解を教えてくれました。

 

 

さすが博士です。

 

さすが「小狸」と呼ばれていた男です。

 

ま、最近会っていないので「小」かどうかはわかりませんが