ども、何オタクにもなれなかった岡田達也です。
昨日
細田隆博さん(※1)の案内で
鳥取市の北部に位置する『太閤ヶ平』(※2)に足を運んだ。
*
※1
細田隆博さんは
6月4日
鳥取市の『仁風閣』にて
「鳥取城」についての講演を行っていただく方で
(肩書は「鳥取市教育委員会文化財専門員」と、ちょっと長め)
その講演のMCを、誰あろう私が務めさせていただく。
そんな関係だ。
(※3)
恥ずかしながら
僕は城についての知識などこれっぽっちもない。
人生で行ったことがある城は数える程で。
大阪公演で『シアターBRAVA!』(現在は閉館)を使わせてもらうときに
本番前に大阪城をグルグル走り回る
それから
名古屋公演で『名鉄ホール』(こちらも現在は閉館)を利用するときは
本番前に名古屋城まで走って戻ってくる……
というふうに
僕にとって
城は見る物ではなく
“土地勘のない場所でも迷子になることなくアップするための目印”
でしかなかった。
唯一の例外は
『まつさをな』という舞台をやる前
勉強のために『劇団☆新感線』の粟根さんたちと行った小田原城くらい。
でもでも、
6月はそんな無学の人間がMCをやらなければならないのだ。
今から勉強したって
付け焼刃にもならないことはもちろん承知しているけど
せめて最低限の会話ができるようにはしておきたい。
そんな一心から
「鳥取城を語る上で欠かせないポイント」を教えてもらうため
無理を言って細田さんを連れ回し
鳥取城周辺を案内してもらっている。
(ってことは昨日が初めてじゃないわけだが……)
昨日の内容をここで書くのはネタバレになるので
そんな野暮なことはしない。
けれど、これだけは言っておきたい。
人生の大半を
自分が大好きな○○に捧げた人の話というのは
血肉の通い方がハンパない。
上手く表現できないが
「言葉が生きてる」ように聞こえてくるから不思議。
昨日の陣城の話も
素人の僕が聴いていても本当に面白いものばかりだった。
「……ひょっとしてこの人、戦国時代の生き残りなんじゃないか?」
と疑うほどで
僕はバカみたいに
「すばらしい!」「おもしろい!」「そうなんですね!」
の三言しか発っしないまま時間が過ぎていった。
6月4日
僕の仕事は“細田さんの言葉をいっぱい引き出すことだ”と改めて思えた。
無知を武器に細田さんとの戦に挑もう。
*
※2
『太閤ヶ平』
わざとルビを振りませんでした。
読めますか?
*
※3
だとしたらこの講演のタイトルは
「細田隆博が語る!」が正解であって
なんで「岡田達也と解き明かそう!」なんだ?と思ったみなさん
よくぞ気付きましたね。
正解です。
“タイトルからツッコミどころがある”というのは
この講演の敷居の低さを表しているんですよ。
……本当ですって
……信じてください
昨日、道中で出会いました。
では、また。
追伸
こちらもツッコみどころがあるタイトルですね。