ども、WBCのメキシコ戦に震えた岡田達也です。

 

 

 

 

 

ナイスゲーム。

 

あんなゲームを見せられたら

 

みんなみんな、好きにならずにいられない。

 

 

 *

 

 

昨日までのオマケ。

 

私の叔母・多鶴子さん(82)が東京へ帰った。

 

 

彼女の携帯電話の待ち受け画面は

 

数年前から大谷翔平選手だ。

 

どこで探してきたのか知らないが

 

三菱UFJ銀行のポスターを待ち受けにしている。

 

 

その前日の夜の会話。

 

 

「WBC、面白いね」

 

「私は日本の活躍はわかってたけど」

 

「……ホントかよ?」

 

「私が今までウソ言ったことある?」

 

「いや、あるような、ないような」

 

「たつや!」

 

「なに?」

 

「そういえば大谷くんは準決勝からは投げないんだって?」

 

「あぁ、なんかエンジェルスとの契約なのかな? ま、もうすぐシーズンが始まるから、球団としてはあまり無茶してほしくないんでしょ」

 

「投げないのか……」

 

「いやいや、わからないよ。展開によってはショートリリーフとか、1イニング限定とか。あるかもね」

 

「私はまだ大谷くんが(生で)投げてるところを見てないのに」

 

「俺もそうだよ」

 

「アメリカに行くつもりだったけど、ちょっと(体調的に)難しいかなぁ」

 

「そんな寂しいこと言わないでさ、行っておいでよ」

 

「何言ってるの? 私が渡米するときはあんたも一緒に行くのよ」

 

「……えっ?」

 

「私、英語がダメだから」

 

「いや、俺もだけど」

 

「役者なんだからなんとかしなさいよ!」

 

「……はぁ」

 

「大谷くんの唯一の心配はーー」

 

「心配は?」

 

「どんな人が嫁さんになるかってことだわ」

 

「……」

 

「そこ次第ね」

 

「いやーー」

 

「なに?」

 

「我々が心配しなくても、彼の人柄なんだから、素敵な人と結婚するんじゃない?」

 

「は~っ(ため息)」

 

「……なに?」

 

「私があと10歳若かったら」

 

「……72歳だね」

 

「私があと20歳若かったら」

 

「……62歳だね」

 

「別に私が大谷くんに見初められるとは思ってないけど!」

 

「じゃ、○○歳若かったらってなんだよ?」

 

「私の生きがいなんだからいいじゃない!」

 

「はいはい」

 

「「はい」は一回でいい」

 

「はい」

 

「大谷くんは、本当にいい子に育ってくれた」

 

「……あんたは母親か?」

 

「みたいなもんよ」

 

「ちがうだろ」

 

「とにかく優勝してほしいわね」

 

「そうだね」

 

「で、アメリカ行くわよ」

 

「は~い」

 

 

 *

 

 

大谷選手のグラウンド上での活躍はもちろんだけど

 

メディアへの対応時も

 

常にフォアザチームの精神が見えて

 

ただただ感心する。

 

多鶴子さんが惚れるのもよくわかる。

 

 

さて、現在8時15分。

 

決勝戦は始まっている。

 

心して応援しよう。

 

 

 

 

 

では、また。