ども、明日には55歳を迎える岡田達也です。

 

 

 

 

 

30代のときから人間ドックに通っている。

 

 

最初のころは何も問題なかった。

 

すべての数値が基準値内で

 

健康優良児の見本みたいな感じだった。

 

 

でも、

 

年齢を重ねるということは

 

当然ながら身体が変化していくということであり

 

いろいろな項目の数字が徐々に変わってきた。

 

 

増えなくて良い数字は増え

 

減らなくて良い数字は減り

 

それを見るたび一喜一憂する。

 

健康診断とはそういうものである。

 

 

一番早く基準値を突破したのは「尿酸値」だった。

 

40代後半だったと思う。

 

 

自分が若いころ

 

演劇界のおじさまたち、先輩たちの会話が弾むのは

 

いつだって「尿酸値」「血糖値」「血圧」の話で

 

「よく飽きもせずに同じ話をしてるもんだ」と思いながら聴いていた。

 

 

が、

 

いざ自分が尿酸値をオーバーしてみると

 

「うわっ! ついに自分にもきやがった!」と、全身がしびれ

 

それ以降、僕の会話の中身はほぼほぼ尿酸値の話になった。

 

 

掛かり付けのお医者さんに

 

「痛風になったら舞台になんか立てませんよ」

 

と脅され

 

「じゃ、尿酸値を下げる薬をください」

 

とお願いしたら

 

「ダメです。岡田さんはまだ自力で引き返せます」

 

と断られ

 

そして

 

「食事の内容と、飲酒の量で、コントロールしてみてください」

 

と言われた。

 

 

そのあと

 

「ま、私は薬を飲んで下げてますがね(笑)」

 

と付け加えられたときは椅子から落ちるかと思ったが。

 

 

以降、半年間ビールをやめかなり数値を下げた。

 

しかし


それ以降は多少のアップダウンはあるものの

 

なかなか基準値内に収まることはなく

 

今年も去年とまったく同じ7,8(基準値は7,0)

 

というちょっぴり残念な数値だった。

 

 

 *

 

 

昨日は久しぶりのオンライン配信『東京砂漠』があった。

 

 

西川浩幸先輩の復帰を祝ったり

 

僕の誕生日を祝ってもらったり

 

……の内容になるはずだったのだが

 

 

ゲストの渡邊安理ちゃんと、小多田直樹くんが

 

何を思ったか

 

「以前、達也さんと一緒に飲みに行ったとき、いかに引きずり回されたか?」

 

の暴露話を2人そろって始めやがった。

 

 

かなり面白かったのだが

 

ここで再現すると

 

「それ、200%パワハラですよね?」

 

と、速攻で訴えられそうなので内容は伏せておくとしてーー

 

 

「あぁ、そんな飲み方をしてたんだから、そりゃ尿酸値も下がらんわな」

 

と2人の話を聴きながら反省した。

 

 

 *

 

 

今、外で飲む機会は減った。

 

大袈裟ではなく以前の100分の1以下だ。

 

 

家でちびちび飲んでいるにもかかわらず

 

数値が変わらないということは

 

蓄積されたものだったり

 

加齢による身体の働きの衰えだったりするんだろう。

 

 

まだまだこの先も

 

自分の身体と付き合っていくのだから

 

美味しいお酒を飲めるよう

 

内臓を労わってあげよう

 

と、改めて思った。

 

 

それと同時にーー

 

後輩を引きずり回すのはやめよう

 

と、初めて思いましたとさ。

 

 

 

『東京砂漠』

 

ご視聴頂いたみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

では、また。