ども、ショウマストゴーオン精神を忘れないでいたい岡田達也です。

 

 

 

 

 

『世襲戦隊カゾクマン』

 

本日、パート2千穐楽 14時開演です。

 

当日券あります。

 

浜北文化センターでお待ちしています。

 

 

変身前の2人。

 

 

 * * *

 

 

恥を承知で書く。

 

というか、これは関係者のみなさんへの謝罪だ。

 

 

昨日の朝

 

起きて椅子に座りパソコンを立ち上げた。

 

日記を書き上げ、立ち上がろうとしたとき、腰に痛みが走った。

 

 

経験者のみなさんはおわかりだと思うけどーー

 

腰痛にはいろんな種類がある。

 

(……おまえは腰痛博士か?)

 

 

普通に「イテテッ」ってな具合なら何とでもなるが

 

ときに動けない痛みが生じることもある。

 

 

僕の経験上、大きく分類すれば

 

神経系のものか、筋肉系のものか、の2パターンに分かれる。

 

筋肉系の痛みはなんとかなる。

 

極端なことを言えばほぐせばいいから。

 

 

が、神経に触れるものはいかんともしがたい。

 

歩けなかったりする。

 

というか動けなかったりする。

 

(ギックリ腰もこの類ですね)

 

 

そして、昨日の私の痛みは、

 

バリバリに神経に触れていたものだった。

 

「あっ!」という声が出たあとは出せる声もなく

 

声の代わりに冷や汗を出しながら

 

ホテルの部屋の壁を伝いながら立っているのが精一杯だった。

 

 

今、こうやって日記に書いているということは

 

大事に至らなかったと思って読んでいただきたいのだけど

 

その瞬間は背筋が凍った。

 

何度も、何度も、自分のケガや痛みが原因で

 

周りの方に迷惑をかけてきた経験があるし。

 

 

これが日常ならいい。

 

どんなに痛くてもいい。

 

でも、

 

でも、

 

舞台の本番中だけはどうか勘弁してほしい。

 

「舞台の幕が上がらない」とか

 

「本番中に動けなくなる」とか

 

そんなアクシデントによってかける迷惑の大きさは

 

よ~く理解しているつもりだ。

 

 

これまでに

 

舞台上で骨を折り

 

稽古場で額を割り

 

本番のダンスシーンで肉離れもやった。

 

(……経験値、高いでしょ?)

 

 

もう要らない

 

そんな経験しなくていい

 

だって

 

替えが効かないのがこの仕事の凄いところなのだから。

 

 

もちろん

 

昔からアンダースタディというシステムはあったし

 

最近はコロナの影響もあり代役の準備をするカンパニーも増えている。

 

でも、

 

基本的には、

 

「この役は自分が務める」という自負が無いとダメだと思う。

 

 

残り3日、3ステージだぞ?

 

ここまで走ってきたのに、なんでこの仕打ち??

 

演劇の神様よ、厳しすぎないか???

 

 

……と、まぁ、心の中でずいぶん文句を連発したのだが

 

とにかく動けるようにならなければ話にならない。

 

以前に何度も経験があるので、

 

克服の方法は自分が一番よくわかっている。

 

僕は無理やりホテルを出て

 

浜松の街を這うようなスピードで歩き始めた。

 

人によりけりだと思うが

 

僕の場合は安静にしていると

 

余計に動けない時間が長くなる傾向があるので

 

少しずつでいいから日常の動きに近付ける方が早い回復が見込める。

 

 

その後

 

立って、座って、歩いて、休んで、あーして、こーして、

 

腰痛発生から7時間ほどで、普通のスピードで歩けるまでに回復した。

 

 

ふふん

 

神さまよ

 

あんたにゃ負けてなるものか

 

楽しみにしてくださってるお客さんがまだまだいるのだぞ

 

「鳥取の不死鳥」をなめるでない

 

 

というわけで

 

この日記を読んでも心配はご無用です。

 

しっかりと復活しておりますので。

 

残り2日、全力で行かせてもらいます。

 

 

ただ、

 

プロデューサーや、制作スタッフさん、技術スタッフさんには

 

大いにご迷惑、ご心配をかけてしまったので

 

お詫びしたいと思います。

 

 

 

 

変身後の2人。

 

 

 

 

 

では、また。