ども、3日に一度トンカツが食べたくなる岡田達也です。
毎日稽古している。
てか、稽古しかしていない。
昨日はパート2の前半部分をたっぷりと。
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演劇の稽古場の空気感というのはもちろんそれぞれで
現場によってまったく違う。
張り詰めてたり、緩かったり、
昭和だったら灰皿やスリッパが飛び交うような戦場のようだったり
それは
劇団のカラーとか、演出家の好みで決まると言っていい。
例えば
『東京乾電池』さんの稽古場では
どんなに面白いシーンが演じられていようと
傍で見ている人間は笑ってはいけないそうだ。
稽古場での笑い声によって芝居がブレるのを防ぐためらしい。
たしかに一理あると思う。
役者は生身の人間がやってるわけだから
誰かに笑ってもらえると
どうしたって安心したり「これで大丈夫かな」と考えてしまうもの。
乾電池さんではそれを許していないのだから
かなりストイックな現場だと思われる。
かなり厳しいが、これも有りだ。
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それに比べ
『世襲戦隊カゾクマン』の稽古場では
笑い声が飛び交っている。
その中でも一番笑っているのが作・演出の田村くんで
とびきり良い声で笑っている。
誰も笑っていないところでもケラケラと笑う。
そして言う。
「ここ、お客さんは笑わないかもしれないけど、僕は大好きなんです」
これも、またいい。
最終的にはお客さんに楽しんでもらわなければ意味は無いけど
まず自分が観たいものがしっかりあって
そこに役者の演技がハマると
誰にも遠慮せずに笑い転げる。
演出家に媚びるわけじゃないけど
あんなに楽しそうに笑ってくれるなら
「田村くんを笑わせたい」と思ってしまう。
昨日もとあるシーンをやった後
「岡田さん、あそこなんですけど、こんなことできますか?」という注文が来た。
そのオーダーは非常に難易度の高いもので
「僕の力ではそれは無理です」と断ってしまっても良かったのだけど
「ちょっと時間をください」と言ってしまった。
今日は稽古休みなのでのんびりしようと思っていたのだけど
“そのプランを実現させるにはどうすればいいか?”を
おそらく一日中考えることになりそうだ。
すっかり演出家に転がされている。
そんな現場もある。
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演劇キックさんに取り上げてもらいました。
ネタバレ含みますが、読んでおいてもまったく問題ないと思います。
逆に読んでおいて方が倍楽しめると思われます。
今日は一人でスパに行きます。
もし湯船でセリフを呟いてる男を見かけてもそっとしておいてください。
では、また。