ども、稽古場での稽古は残すところ6日となった岡田達也です。

 

 

 

 

 

毎日稽古している。

 

てか、稽古しかしていない。

 

 

そんな中

 

僕は今回もアクションシーンの監修に携わらせてもらっている。

 

総監修はキャラメルボックス時代からお世話になっている佐藤雅樹さんにお願いしているけど

 

佐藤先生が常時稽古場に張り付くわけにはいかないので

 

毎日の稽古では僕が見るようにしている。

 

 

今回の芝居でアクションに関わる俳優さんは僕を含め

 

JACのメンバーでも

 

ましてや千葉真一さんでもない。

 

(アクションに特化した俳優ではないってことです)

 

だから「凄いこと」だったり「派手な動き」ができるわけじゃない。

 

せいぜい台本が要求しているシーンの流れを汲み取り

 

それに沿った立ち回りを作るのが精一杯だ。

 

とはいえ

 

何かを諦めているわけじゃない。

 

自分たちのスキルと体力と相談しながら

 

できるかぎり面白くしたいと思う気持ちは本当で。

 

「初演の方がカッコよかった」

 

「初演の方が速かった」

 

とは、絶対に思われたくないので

 

今も毎日足掻いている。

 

 

「あそこの手はこうした方がお客さんから見やすいんじゃないか?」

 

「あのパートは手数を増やした方が見応えが増すんじゃないか?」

 

「逆にあそこは間引いたほうがテンポ感が上がるんじゃないか?」など

 

朝から晩までそんなことばかりを考えているので

 

稽古場への行き帰り

 

僕の手足は無意識のうちに妙な動きをしているらしく

 

すれ違う人たちが僕を避けていく。

 

(毎日すれ違うみなさん、怪しくてすみません)

 

 

それから

 

毎日毎晩

 

ウィークリーマンションに帰ってから

 

アクション映画や、関連ユーチューブを見続けている。

 

戦隊ヒーローだったり

 

ブルースリーだったり、ジャッキーチェンだったり

 

プロレスだったり

 

参考になりそうな、そして可能なら真似できそうなパートを探し続けている。

 

 

もう一度、書いておく。

 

我々はアクションの訓練をしいていない俳優ばかりだ。

 

「それなのにそんなハイレベルな参考資料を用意してもできないんじゃないの?」

 

 

うん

 

おっしゃる通り

 

とても正しいご意見です

 

なんだけど……

 

 

 

 

 

つづく