ども、汚めの男を卒業した岡田達也です。

 

 

 

 

 

 

昨日、無事に千穐楽を迎えることができました。

 

 

 

劇場に足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました!!

 

こんな時期にもかかわらず、遠方からもたくさんの方が来てくださっていたようで、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

一つ後悔がありまして、、、

 

「「せっかく鳥取に行くんだから砂丘観光してみよう」なんて思ってはいけませんよ」と、最初に言っておくべきでした。

 

今の時期の砂丘は灼熱地獄です。

 

裸足で歩こうものなら火傷します。

 

海まで歩こうものなら脱水症状になります。

 

何か懺悔しなければならないことがあって、自分自身に罰を与えたいなら止めませんが、そうでないのなら砂丘観光はもう少し涼しくなってからをおススメします。

 

……って、今言われてもね。

 

みなさんが無事に帰宅されていることを願います。

 

 

劇場には行かなかったけど応援してたよというみなさん、ありがとうございました!!

 

何名かの方から連絡を頂戴しました。

 

「家族が濃厚接触者になったので諦めます」

 

「チケットは購入していたけど都合が悪くなって」

 

こんな時期ですもの、お気持ちだけでも十分です。

 

次回はぜひ劇場でお会いしましょう。

 

 

劇場にも行かなかったし行く気もなかったし応援もしてなかったというみなさん、なぜこの日記を読んでるんですか??

 

まさか「おまえには興味がないけど、隆夫さんのファンだからね」とか言うんじゃないでしょうね?

 

一度腹を割ってゆっくり話しましょう。

 

 

 * * *

 

 

「たかだか」なのか

 

「長々と」なのかわからないが

 

30年芝居を続けてきた。

 

 

そしてそのペースは若いころと違い

 

明らかにゆっくりになったけど

 

だからといって引退したわけじゃない。

 

 

僕は今でも現役であって

 

図々しいかもしれないけど

 

まだまだ上手くなりたくて

 

もう伸びしろは残ってないかもしれないけど

 

あれもこれもできるようになりたくて

 

ジタバタしてる。

 

 

芝居を始めたころ

 

長く続けていれば

 

いつの日か与えられたすべての役が思い通りに演じられるようになるんだろうと思っていたし

 

緊張もしなくなるんだろうと思っていて

 

そうなったらどんなに楽しいだろうと想像していた。

 

 

ところが

 

いつ頃からか

 

そんな日は永遠に来ないんだ、と気付かされて

 

「だとすれば何でこんな“楽しいことは1、辛いことは9”みたいな仕事を続けてるんだろう?」と自問自答を繰り返してばかり。

 

 

でも、

 

その楽しいことの1には

 

僕にとってはとんでもなく大きな価値があって

 

だから未だにやめられないのだと思う。

 

 

こうやって

 

郷土の若者たちに対して役者に必要なものを分け与えられる機会をいただけたのも

 

その楽しいことの一つだ。

 

 

30年前、何一つできなかった自分が

 

今こんなふうに生きていられるのは

 

演劇の世界に、そして劇団に、育ててもらったからであって

 

その経験がお裾分けできるのなら喜んで伝えたい。

 

 

 *

 

 

 

 

終演後

 

高校生たちから手書きのメッセージをもらった。

 

みんな、心のこもった言葉をありがとうね。

 

 

優芽、真央、彩花、杏、虎我、大成

 

半年間、よくがんばりました!

 

 

この先、芝居を続けても良し

 

続けなくても良し

 

大事なのは、この春から夏にかけての経験を忘れないこと。

 

 

あ、

 

べつにこれでお別れじゃないからね。

 

イオンとかで見かけたら声かけてね。

 

 

 

 

 

では、また。