ども、チキン岡田達也です。

 

 

 

 

 

僕は高いところが好きだ。

 

 

飛行機に乗って空を飛ぶのも好きだ。

 

(残念ながらヘリコプターには乗ったことがないけど)

 

お金が許すならマンションは高層階に住みたい。

 

スカイツリーも、東京タワーも、通天閣も、神戸ポートタワーも、五稜郭タワーも上った。

 

どこだったか失念してしまったが、足元がアクリルになっていて、下が覗ける作りになっているのも楽しめた。

 

学生時代、友人たちと行った十津川村にある「谷瀬のつり橋」も忘れられない。

 

(足がすくんで渡れない人が多いのです)

 

 

だが……

 

“そこから落ちる”となると話は別だ。

 

 

僕は、イヤだ。

 

絶対に、イヤだ。

 

 

「恋に落ちる」のはいい。

 

が、

 

「池に落ちたい」とか

 

「沼に落ちたい」とか

 

「地面に落ちたい」とか

 

「受験で落ちたい」などと思わない。

 

 

「落ちる」のはイヤだ。

 

絶対にイヤだ。

 

物理的にも、精神的にも。

 

 

 *

 

 

千葉のバスツアーで立ち寄った『マザー牧場』に、バンジージャンプがあった。

 

 

『バンジージャンプ』だぞ?

 

語源も由来も知らないけど、飛び降りるんだぞ?

 

ちなみにここは高さ21mだぞ?

 

 

みなさんに問いたい。

 

「飛び降りるの、お好きですか?」

 

 

 *

 

 

ツアー企画者の小森くんから

 

「バンジー、飛んでみませんか?」

 

という打診があった。

 

 

僕は即答した。

 

「バンジー飛ぶくらいなら実家に帰らせていただきます」

 

 

パートナーである畑中智行は言った。

 

「僕、やったことありますんで。行きますよ」

 

 

……おいおい

 

……畑中よ

 

……頼もしいよ

 

……ありがたいよ

 

 

だけど

 

俺が度胸がないってことが証明されちまうじゃね~か

 

 

(バンジー畑中)

 

 

高いところに上るのはいい。

 

ジェットコースターに乗るのもいい。

 

だけど

 

バンジーだけはイヤだ。

 

 

でも、

 

畑中の前には若い女性が、

 

畑中の後にも若い女性が、

 

楽しそうに飛び降りていた。

 

 

 *

 

 

“なぜお金を払ってまで飛び降りたいのか?”

 

僕は生涯理解できないだろう。

 

 

……この気持ち、わかってくれる人いますよね?

 

 

 

 

 

では、また。