ども、手を抜かせたら日本一の岡田達也です。
マスク着用について、見直しがなされるという。
*
元々、マスク嫌いだった。
多くの劇団員は、公演中など、ちゃんとマスクをしていたにもかかわらず
僕はあの息苦しさがどうにも苦手で、よほど環境が悪くないかぎりはマスクをしない人間だった。
(……喉が弱いんだからケアしろよって話ですけどね)
で、
こんなご時世になってさすがの僕もマスクを着用するようになったのだけど。
唯一、「こりゃいいなぁ」と思えたのが
“髭をそらないでいい”ってこと。
だって、見えないし。
今の時代、髭だってお洒落に整えればかっちょいいけど
(イチロー選手とか似合うなぁと思います)
僕の場合、どこをどう整えても絵にならない。
欲しい部分に髭が生えてこないので、思い通りの形に整えることができず
かと言って薄いわけでもないので、本当に“ただの無精髭”でしかなく
他人様にお見せするほどの価値がない。
いっそのこと「もっと濃い」か「もっと薄い」だったらいいのに
と、いつも思っている。
だから、今、どんなに不細工で、だらしない無精髭でも
「どうせ見えないんだから!」
というズボラな理由でほったらかしにできることがありがたく
週一くらいでしか髭剃りをしない。
聞いた話だから確かではないけど
女性の中にも「マスクのおかげで化粧が手抜きできて楽」という
僕と同じズボラな意見の持ち主もいると聞く。
マスクから解放される日は待ち遠しい。
でも、見えてしまうことで手抜きができなくなるのは面倒だなぁと、実に勝手なことも思ってしまう。
とはいえ
ここまで確立されてしまった「世間の価値観」というものがあるから
すぐにマスクを外すのはまだまだ難しい気もするけど。
*
もうすぐ劇場入り。
今回の稽古場でも
キャラメルボックスのメンバーはマスクしていても顔がわかるけど
それ以外の人はマスクを外した顔を知らないから
ちゃんと見たらビックリするんだろうなぁ。
そして、毎日髭をそる生活が始まるんだなぁ。
めんどくさがらずに頑張ろう。
では、また。
追伸
西川浩幸先輩がリハビリ病棟に移ったとのこと。
まだ直接話はできていないけど、ラインで何度かやり取りできました。
元気そうな文面でホッとしました。
「東京砂漠」に関してはしばらくお休みすることになるかと思います。
気長にお待ちください。