ども、薬が減った岡田達也です。

 

 

 

 

 

昨日まで紹介してきた「喉のケア商品」は

 

ドラッグストアなどで手軽に買える物ばかりだった。

 

 

だが、

 

今日は違う。

 

今日は本気だ。

 

(昨日までも本気でしたけどね)

 

腰を据えなければ、手に入らない物だと覚悟して読んでいただきたい。

 

 

「……いやいや、そこまで本気じゃね~し」

 

「おまえの喉のケア用品を知ってどうする?」

 

「一体どこからの回し者なんだ?」

 

など、ご批判も多いことは重々承知で書かせてもらう。

 

 

僕の、喉のケア用品で、もっとも頼りにしているのは

 

『吸入器』(ネブライザー)だ。

 

 

 

 

吸入器にもいろいろあって

 

水をミスト状にして噴霧し、喉や鼻に潤いを与えるという手軽な物もあるけど

 

僕が使用しているのは、ぜんそく治療用のステロイドを、喉や気管に噴霧する本気のヤツ。

 

 

15年ほど前

 

かかりつけの耳鼻科の先生に

 

「岡田さん、吸入器を購入してみませんか?」


と、勧められたのだ。

 

吸入なんて、耳鼻科に行ったときにやるものだと思っていたが

 

あまりの喉の弱さに手を焼いた先生が「自宅でも吸入を」と提案してくれて始めてみたのだけど、これがピタリとはまった。

 

けっして「声嗄れしない」というわけじゃないけど

 

それまで服用していたステロイド系の飲み薬に頼らなくて良くなった。

 

飲み薬には、喉の炎症を抑える軽いものから、ホルモンバランスに影響を与える強めのステロイド系まで、いろいろある。

 

 

非常に恐ろしい感覚だけど

 

「声が出るためなら、どんなに強い薬でもかまわないので処方してください!」

 

「声が出るなら、どんな注射でも良いので打っちゃってください!」

 

「先生、お願いします!」

 

と、嗄らした役者は思ってしまうのだ。

 

それほど追い込まれる。

 

 

が、とにかく吸入をするようになってから、他の薬を服用することが無くなった。

 

「薬の量が減る」

 

これは、精神的にも、お財布的にも、とてもありがたく

 

今でも稽古、本番中は吸入器を使用することで、ほとんど内服薬を飲まないですんでいる。

 

勧めてくれたS先生には感謝しかない。

 

 

 *

 

 

もしも、本気で購入を考えてみようと思われた方

 

まずは耳鼻科でお医者さんに相談されることをおススメします。

 

メッシュ式、コンプレッサー式など、使用場所・目的によって違いがありますし、

 

吸入薬についても、確実に処方してもらえる病院を見つけておかないとダメなので。

 

 

 

さてと

 

今から吸入しておきます。

 

 

 

 

 

では、また。