ども、自分へのお土産に崎陽軒のシウマイを購入した岡田達也です。
昨日までのお話のオマケ。
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列車の遅れと戦いながら、なんとか予定通りの『サンライズ』に乗車し、4日の朝、無事に東京に到着した。
その日、二つの仕事を終わらせ、21:50発の『サンライズ』に乗り込むため再び東京駅に向かった。
東京駅に着いてフト思った。
「お土産の一つもあった方がいいか……」
東京の滞在時間はわずか15時間弱。
手ぶらで帰っても何の問題もないだろう。
だけど、まぁ、土産があれば、父・隆夫さん(86)も、「土産なんてええのに!」と口で言いながらきっと喜んでくれるはず。
よし、買って帰るとするか!
21時を過ぎても東京駅の中の土産物屋は賑わっていた。
「最近はあんこよりもクリームを好むしなぁ」
「バナナが好きな人だしなぁ」
「スポンジケーキも好きだしなぁ」ってことで
『東京ばな奈 見ぃつけたっ』を購入した。
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「これ、お土産ね」
「土産なんてええのに!」
想定通りの言葉が返ってきた。
ま、そう言いながらきっと喜んで食べてくれるだろう
と、思った次の瞬間ーー
「これは、珍しいお菓子だなぁ」
「東京では有名だけどね」
「そうか、東京では有名か?」
「うん」
「よし! これは木村さんへプレゼントするわ!」
「……は?」
「木村さんからバレンタインデーにチョコもらったけなあ!」
「……」
「そのお返しせないけんけなぁ!」
「……」
「ホワイトデーのお返しにしよう!」
*
木村さんとは
隆夫さん行きつけのパチンコ屋の食堂で働いている、気の良いお嬢さん(僕よりも10歳ほど年上)で
ラーメンを頼むといつもチャーシューを1枚サービスしてくれる人。
オマケに、隆夫さんの唯一のメル友でもある。
隆夫さんはそんな木村さんの大ファンなのだ。
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「これは、、木村さん喜ぶぞぉ!」
「……いや」
「お孫さんも喜んでくれるだろうやぁ!」
「……あの~」
「東京のお菓子だけなぁ!」
「……そうだけど」
「グフェフェフェフェ!(笑)」
*
おおおおおぉぉぉぉぉいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!
おおおおおぉぉぉぉぉいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!
おおおおおぉぉぉぉぉいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!
俺は、あんたに買ってきたんだよっ!
いや、そりゃね、一度あげたものだから!
その後、どうしようとあなたの勝手だけどっ!
じゃ、せめて代金を払ってくれよ!!
だって、そうだろ!
ホワイトデーのプレゼントなら、あなたの財布から支払われるのが筋ってもんだろっ!
なんで東京土産が勝手にスライドされて!
木村さんに感謝されて!
自分のプライドだけが満たされて!
いい気になってんだよっ!!!
おかしいですか?
私の言ってること間違ってますか??
では、また。
追伸
3月20日 20時から東京砂漠やります!