ども、Amazonプライム会員に入り直した岡田達也です。
昨日のつづき。
*
世の中は便利になった。
いや、
ひょっとすると「便利になり過ぎた」のかもしれない。
ワードさえ入力すればなんでも教えてくれるし、
おすすめの商品がずらっと並ぶ。
“こんな商品ありますぜ”
“こんないい物ありますよ”
“ウソだと思うなら口コミのレビューを読んでごらんなさいよ”
と言わんばかりに。
その中のどれほどが提灯記事なのか知らないが、
人の心とは実に弱いもので
“それを信じたい”
“そこにすがりたい”
と、嘘かホントかわからない情報を手に入れ、
「ほ~らね、やっぱり良い商品じゃん!」と
ポジティブに捉えようとしてしまう。
特に、酔っぱらっているときの自分はその傾向が顕著に表れる。
*
もう一度言うが、僕は無駄遣いをする人間ではない。
勢いで買い物をする男ではない。
それは、自分自身が一番理解している。
それなのに、Amazonから何かが届いたのだ。
何かを購入したのだ。
おそろしい……
実に恐ろしい……
記憶はないのに、商品が届く。
記憶を紐解いてみる。
「……あぁ!」
「そういえば!」
「数日前に「手元スピーカー」と入力したような気がする!」
そして、
沸々と記憶が甦ってきた。
「ダメ元でもいいから、と思ってしまったような気がする!」
「ポチッとしてしまったような気がする!」
「けっして安い金額でもないのに」
「この買い物が成功しようが失敗しようが、僕が勝手に買ったのだから、父親に請求するわけにもいかないのに!」
そうだっ!
怒りだっ!
あのときの自分は、
怒りに任せて購入ボタンを押したのだ。
自分の心の弱さを、
心の傷を、
ポチッとすることで、フォローしたつもりになっていたのだ。
*
父・隆夫さんにスピーカーを渡した。
「これは手元スピーカーと言ってね」
「ふ~ん」
「こうやって使ってくれると、お父さんにはテレビの音が大きく聴こえるよ」
「……」
「このツマミをひねるとーー」
「おおっ!」
「?」
「なんちゅう、よう、聴こえるだ!(笑)」
「……」
「これはええなぁ!」
「……」
「よう聴こえるで!」
「……」
「世の中にはこんなもんがあるだなぁ!」
「同じ悩みを抱えている人はたくさんいるんだよ」
「こりゃ、ええわ!」
「是非、使ってみて」
「グフェフェフェフェ(笑)」
*
岡田家の
家庭内のテレビ音量問題に、
するどくメスを入れたこの日記も今日が最後だ。
結論だけ書いておく。
「手元スピーカー」
想像以上に素晴らしい商品だった。
テレビの音量とは別に、自在に音量調整できるのだから、機能としては言うことない。
(仮にテレビを消音にしてても手元スピーカーからは好きなだけの音量を得られます)
同じ悩みを抱えている方は試してみる価値は大いにあると思う。
だが、しかしーー
今、
僕は、
手元スピーカーから流れてくる爆音に悩まされている。
……手元の意味がね~だろ
我が家の戦いは、まだまだ続きそうです。
では、また。
追伸
今夜19時30分より、接続テストをやります。
みなさまが、本番を不安なく迎えられる準備です。
ご参加、お待ちしています。